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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
イリュージョン
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逆転の行路

厳しい目で見られているなと感じる 世界でも有数な実力派詩人になったからそれは分かる 80億人いる中で30億番目くらいには凄いんじゃないかな?


だがまだまだ先は長い旅だ どこまでやれるか正直自信は無いがまだ若い 逆転の行路 かつての栄光も錆びついて見る影も無いが辞めなければいつかまた輝き出すだろう 


こっちは命がけでやってるから死ぬかもしれない 手錠も足枷も外してもらえないが ならば兎のようにぴょんぴょん跳ねながらでも前に進む詩道 兎は狼よりも強いらしいしな


きっと今は風向きが悪いだけさ いつか追い風は吹くと信じていないで何の命運だろうか 1度賭けた金は勝たなければ取り戻せない


詩を書く理由とは まぁ存在証明と後はなろうが存続するのならば遺言として残したい まだまだやる事はあるし自分の評価はグーグル大先生が決めてくれるだろう


奇跡的な逆転劇を何度も繰り返して来た その路に僕の体の構成物質がポロポロ落ちているんだ 道標にはならないがね 汚い大人だよ 僕も 元からだよと僕の家族や音信不通の友達は言うかもしれない


決して安心はしない それでも薬は使うんだけど長い付き合いの病だ 苦しいけれど逝くまでは僕の家族の尊厳を守りたい 立派になってねって優しい言葉をかけられるようになって 僕は嬉しいよ


首位奪還 逆転の為の努力だよ 言い訳している暇は僕には無いんだ 認められなかったら認められるまで続ける とは言ってもポールポジションを獲れなくなったのはつい最近の話だよ


四季が過ぎ去って誰もがいつか消えていく 僕も消えていくんだけども 胸元に冷たいナイフをあてがって死ぬ気満々なそんなスタイルの僕を愛して欲しい 


我が子のように愛する詩を読んで欲しいんだけど明日の事は天気予報と占いしか知らない 僕は知らないんだ 負けても続けるのさ

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