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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
イリュージョン
172/489

Doubtful Shooter

君との恋が終わる予感だけして悪寒に襲われる 冬だからかな? 風邪でも引いたか 元々完全なる片思いだし思考の飛躍の凄さに我ながら怖くて苦笑するDoubtful Shooter


それは若かりし頃と今の容姿の変化のせいだ いつまでも若くいたいけれど 人は必ず年老いて姿形は見る影も無くなる 僕はそれが悲しいってほどでもないけど 思うところはあるねってカッコつけたい


疑いとは梅雨だ じめじめしていて不快である 無い方が良いのだが僕達は完璧な存在ではないから疑ってしまう 晴れたら気持ち良いし別に悪であると一概には言えないのかも知れないな 


だがパラノイアは時に大きな厄災を呼び寄せる事もあるし故に他人との信頼関係の構成やエンパシーによる繋がりが大事なんだよね 


こんな世の中だからさ それも僕の目 耳 鼻を通り抜けていった 腐敗した魂の抜け殻の痕跡に過ぎないんだけど


真実を知ろうとすれば 必ず傷つく それでも僕達は知りたがる 本能がそうさせるのか 単なる好奇心や探求心は危ないから その橋を渡りたいってところかな


生きているかぎり僕達は疑念を持つんだってこの情報化社会においてはそれに確信を持って生きていった方が万全だろうね


僕達はいつもAnxious Shooterだ 撃ち落としてやれ 安心 安寧を貪れ 辛くても苦しくても最期には無になれる 生きていても寝てれば何とかなるよ たぶん 


寝てないから疑ったり不安になるんだって医学書にも書いてあるしな 君はもう少しお勉強してから来なさい あまりにも何も起こらないから眠くて仕方がないぜ

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