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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
メッセージボトル
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独り安くんぞ黙然として已むことを得んや

死は救済ではない 

明日生きている事が希望である

そんな不確定要素にと死んでいった人達は恨めしがるだろうが

生きている僕達で世界を動かすしかないんだ 人は死にたくて死ぬわけではない


生きていたいと願う人が悲しみに暮れている時 他人は笑っているものだ それも良いだろう どうせ残酷な運命が待っている それを超えてなお人の魂は生きるんだろうと思う 僕もいつか死ぬ それについて明日の為に必死で今日を生きる事が最適解なんだ それ以外の選択肢は まぁ語るに落ちるかもしれないし よくある売れ線のジャパニーズソングの歌詞のサビなんて全部そんな感じだしね


思い出を想い泣くのも良いさ ドンマイ 悲しい歌も明るい歌も心に響かない日はあるから 家族や友達を大事にしてね 


いつか獅子が粉塵に帰す時 サバンナでは猛獣達が鎮魂歌を猛り叫ぶのだ グローバルな時代だよ 1人でいてはそりゃつまらないさ 素晴らしい世界だと讃えれば世界も喜んで笑う 泣くのは身内の葬式だけにしなさい 喪服着て葬送に参列もしてない他人の死なんてどうでも良いよ 死に場所に花でも添えてあげなさいな その場所すら分からないのに名前を知る事が出来る時代に僕達生きている


僕達は侮辱と侮蔑にのみ自死すべきだ それが戦前の人達の正義である 


死は救済ではない 単なる抹消だ 


頑張れよ 僕も出来る限り生きたい そんな明るい詩は性格の暗い僕には似つかわしくないと自嘲するんだけどね 気分次第でHelloなんてさ そんな、懐古主義 悪くないと思う歳になったんだな 親も死ぬわけだよ 人の分を弁えよ 自分で自分を殺したら他人がどう思うか よくよく考えなさい

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