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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
イリュージョン
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あの日の胸の痛みは僕達のものだ

小賢しい間抜けに立ち入られたくない と昔は思っていたものだ 若かったからね 歳を重ねて自分がその小賢しい間抜けになっていた事に忸怩たる思いがある けれども人はいつでも改心出来るから最新にアップデートするつもりなんです


国旗を掲揚せよ 形容しがたいPrideをFrypanでFryしたり LightにFlightしてみたり でも飛び降りても脂っぽさは消えねえよ シミが残るだけ 愛なき時代に際してならばこその片思い絶対拒絶陣 君の事を大切にしてくれない他人など存在価値は無いんだよ だからすぐに諦めて次から次へとカップにカプチーノを注げ


苦痛の旅人には手を差し伸べるべきか? 否だろう 安楽に死なせてやれば良い あの日の胸の痛みは僕達のものだと言い張れるから 壮絶だったが僕達はそよ風が吹いているな程度でまだ生きている


会いたい人がいる その喜びよ なにものにも代えがたい I MISSING YOUなんて書いても相変わらず英語は語彙が少ないな でも1人のトラベルはトラブル続きだなってまだ笑えるから


痛みを感じない戦士は早く気づいてくれ 自分が満身創痍だって事に 治療しないと心がさもしさで忙しくなるよ


いくら安心を貪っても眠りが訪れないか その辛さは僕にはわからないけれど少し肩の力を抜こうぜ 威張ってばっかりじゃなく


優しさ…… 無償ならば価値はあるけれど毒にもなる 君が孤独になるから 僕達は今ガッチリと握手して命を守る為に動いている 共同戦線を張ろう 争いを消すのだ 諍いは何も生まない それでも僕達は摩擦し合う いつか死んでしまうから 


ゆずれない願いならば酩酊してテラスを照らす星に祈りを 束の間の夢を見れば良いさ 妄想は裁判所では罪に問われないからね


あの日の胸の痛みは僕達のものだ その絆の届く範囲? 地球全土だよ 僕達はみんな少なからず痛がりなんだよね 自分を許してあげて下さい 無茶をするのが強い事だと錯覚すると死に化粧される羽目になるから それは美しくないから

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