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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
イリュージョン
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僕は勝ちたい

僕達は勝ちたい生き物 だけど無理をしてまでそれを手にしようとする事が愚かなのかもしれない 人は1人で生きているわけではない 承認欲求で動けば他人に迷惑をかける 他人の行動を制限してしまうだろう 


そうやって権力を振りかざしていい気になっていたらいづれ君のもとには誰も近寄って来なくなるだろうね 漫画でもアニメでもよくある話だよ こっちは怯えながらやってるんだ


守ると弱くなる 愛すると傷つく それでも守りたい 愛したい人がいれば僕達にはほんの数パーセントだけど勝ち目はあるよ 何事も諦めない事 続ける事 それが希望の扉を開くKeyなんだ 


僕達が笑顔になるのは決して人を馬鹿にするためじゃない事 みんな知ってるでしょう? だって永遠に若いわけじゃないから


いつか年老いて必ず誰かのお世話になるんだ 僕はかつてお世話をする仕事をしていたから痛いほど分かっているよ 最後には1人だって事も


それでも辞世の句が読み人知らずでも型破りでも ごめんね ありがとう 幸せでしたなら 勝ちだ どんな終わり方になるとしても たとえ無様な野垂れ死にだとしても 神様はいないとしてもまだ希望を持って行きましょう


分からないからこそ感謝を歌い勝ち鬨を上げる事が大切だと僕は思うんだけどそれでも君が死を選ぶならば 代わりに僕が馬鹿みたいにこの世を罵り呪う詩を書き続けるよ


敗走するしかなかった全ての人の胸に栄光という最高に輝くペンダントを飾れるように僕は励むよ 僕だって勝ちたいからね 欲望に忠実に生きる事は多分悪ではないさ

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