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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
ペイシェント
130/489

不夜城

ずっと昼間のままが良いな 夜が来ればみんなSEX&DRUNKしちゃうから 孤独? 顔を洗っておとといおいで 夜になっても依りかかるものなんてない僕 むしろ夜の方が依りかかるもののない僕 だから人に優しくなれない 人を愛することが出来ない 対象が元々いないんだから それを彼が嘲け笑った 人間のクズの彼がね


嘘吐きは死ねばいい 僕が賤民に声をかけてやる必要などあるわけが無いんだ なんてさっきまで美少女大全集でシコってた僕が言うなよって話なんだけどね


何も視えない 何も聞こえない 何も喋れない そして宇宙の定点に固定された処女神 それを誰かが死ぬより辛いじゃないって泣きながら言ってた でも神は全部引き受けるよ いつもみんなの心の中にいるから安心してって笑った ああ…… なんと尊いのだろう? 無論アニメーションの話なんだけどね 現実にそんな女がいるわけなかろう そしておぼこの顔にラードをぶっかけるのが現世の男なんだろ? 肥えた豚が 恥を知れ 往生際が悪いぜ?


売女が裸の画像で金を稼ぐSNS やり方が汚いやつらばかりだ もうこの世界は終わった方がいい 僕が終わらせてやろうか? 赤いボタンをポチッと押せば人類は滅ぶんだろ? 僕でも出来るよ 


でも人間だものってお爺ちゃんが言った そんな悟り 死ぬまでしたくもねえよ こどおじのままで1人呵々大笑しながら人生からきれいさっぱり消え去るつもりだよ 立つ鳥跡を濁さずって言うだろ つぶやきまた心は穢れ人をぶち殺したくなる そんな衝動を消す為に 白昼堂々に犯罪を起こさない為に 今日たった1度きりだけ特別な夜が来る 


今夜は君を抱きしめて 何度も何度もキスがしたいよ 抱き合って眠りたいよ 夜の城の寝屋でまぐわおう そんな気持ちこそが青春と 僕は信じている 白い君をさらに白い絵の具で汚すのだ そんな僕の夢と決意は 不夜城のネオンライトに照らし出されて 前科がある事とか他にも色々な事を思い出して不安なざわめきがする 歌おうか 眠ろうか そんな迷いは所詮は僕が臆病者である事の証左だ

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