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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
メッセージボトル
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Illlusion

カラオケ屋でキチガイダンス

監視カメラで録画 世界中に配信されMental Hospital

そんな時代 大量の薬はもう効かない


ローマ数字Ⅲと見紛うIllusion 君にはどう視えるかを知りたいんだ

興味本位で何にでも首を突っ込むのが子供で めんどいと寝るのが大人だよ


繋がりは切りたくはない 優しい言葉を使えば優しい人になれるのか?


守るべきものなんて無い 守りたいものなんて無い そんな風に強がっていたらいつまでも孤独です


あの日の記憶がまぼろしならば僕の生もまぼろしになってしまう 忘れたくないならば恐れるな それが僕達の胸に突きつけられたナイフだ


とは言え人は時々迷子になるものさ ナビゲーターを血眼で泥まみれで探し 見つけたら離すんじゃねえぞ


かつての語り部は快楽を拒絶した故に逆さまのハングドマン


輪廻転生はご勘弁 この一生に全力で挑みたいから 何度も繰り返す既視感 幻視 幻聴のオカルト 語ると嫌われちゃうよ 人はいつか死ぬって真実に気づいたならば一瞬心臓は跳ねるけれどそれも真実ではない


何も残さず死んでも 何かを残して死んでも素晴らしい それだけはまぼろしじゃないよ


狂っても殺しても我々は死ぬまで生きてしまうし 

無理ゲーだとしても最期は荘厳なほどの静寂に包まれる だから僕達には涙腺があるんだ


味方はいなくともそれは君が大人になりきれていないからだと自戒も含め命の儚さを思う


Illlusion is magic 晩年にこの詩は僕に語りかけて来るかも知れない そういう仕組みだったと笑えるだろうね

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