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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
ペイシェント
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Parting My Angel

My Angel どうして人は死んでしまうのでしょう 悲しい以外になんにもないや これを鬱病って言うのかなぁ 酷く酩酊した日の朝みてえだ 感傷的になりすぎなのは分かってる 優しさのせいさ でもそれで片付けていいのだろうかね 


ホントの事ってなんなのだろう? それを考え続ける事が問答となるだけでしょう ならば僕が死ぬまでこのゲームは終わらない 終わった人生でも仁政ならば民草の礎となった人もいたし そんなポエティカルな天使が男女関係なく好きだからさ 泣いちゃうんだ


My Angel 君に会えて良かった 君に会えて良かった 君に会えて良かったよ 君に会えて良かっ…… 死んじゃった…… 彼方にどちらかが旅立つのならば 帰って来いって言って欲しかった 本当にそれだけで 僕は最低のクズ野郎だ 弁解の余地も無いよ もっと言えば好きだったんだ 生きているのが 幸せです 


虚空を見つめるお年寄りの混濁した眼に映る眩しいほどの太陽の光が人をぶち殺していくのならば僕が撃沈してみせましょうぞ 全てがリアルでフェイクの入る隙間なんて埋め合わせ出来るデザイアのままに汚れていくのを止められないの


蜜の味がしたんだ 良い香りがしたんだ ただ笑っていたくて ただ笑っていて欲しくて 時よ永遠なれなんて願っちまったのがそもそもの罪の始まりだったんだろうね 罰してくれ 殺してくれ もう疲れた 死にたいくらいめんどくさいから死ねない ああ…… 別れが来るなら出逢わなければ良かったなんて愚鈍 一笑に付されて 僕は少年時代の思い出に今もすがって生きている 


今が惨めであの日から時計は止まったまま なのに母は死んで 僕の一家の平和ももう長続きしないのかななんて疑い出すと ああ You are my last angel. それはもしかして僕なの? もしかして僕が希望の死者なのか? そんな残酷さにウットリ笑えるから生まれてきて生きていて良かったって思えるんだ 言えるんだ

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