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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
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もっと自然を感じて

人の一生は短いか 最期にはベニさしてまるで生きているかのように再現されるし紅葉のようにハラハラと散るならばそれを無情と嘆く人もいないと思うし美しいだろうよ


メソメソしたふりしていそいそ逃げ出されても困るんだ 何がそんな嬉しい? 現代社会平和呆けしている人も多いみたいですがテレビの観過ぎでしょ? 人の顏に需要なんて無いし情報だってソースは訃報以外は遅いじゃないですか 黒い箱以外に何の呼称があるのか貧乏な物でプラズマ4KTVなんて買えないし外に出てタバコ吸ってる方が僕は幸せなんだけど TV観たければポケットに入れときゃ良いじゃんか 視聴可能なのか色んな観点から見ても僕は無理ゲーだって笑うけど馬鹿は馬鹿なりに


チリチリ部屋が暑くて子供のままですよ そろそろ青春が訪れるでしょ ふきのとうだってなんだって冷たい冬に息潜め人を笑顔にさせるのに春まで待っているのに人間はそれを待てず自死を図るなんて何がそんなに嫌なのかしら?


小人閑居して不善を為すですがコタツに入ってミカン食べてたいのが僕達の心情だと思うんだけど 素直でいる事 真っすぐでいる事 人好きでいる事 人はそれを死ぬまで続けなきゃ負けっぱなしのまま死ぬだろう


自分でしか変えられない世界に挑戦するのにメラメラしなければ嘘っぱちさ 散りながらゆっくりと土に還るまで生きていたいのに人間とか言う汚物に清掃されてしまって紅葉もかわいそうだなとしか思わない


それでもなお自分達が汚物だと悟れば死去する寸前治療室の時計も止まり医師が終わりを告げるから僕達生きている間は無我夢中で時間なんて忘れるくらい没頭出来る事 楽しめる事を見つけなきゃいけないね その為の旅だ 


街路樹の下で恋人とイチャイチャするより山に登ろう 大雪山系はそろそろ雪の冠をかぶってるし秋は短いけれど冬を告げる鳩だ 家から飛び出せ 時間ばかり気にしてちゃ後何年生きられるのだろうかと不安になるだけだよ

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