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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
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幸あれ!

若者達の末永き未来に幸あれ 勉強や恋愛で悩む事も多かろう それでも知っておいて欲しいのは幸せは空から降って来るものでは無い 自分の手で掴み取るものだ それだけは覚えておいてください


僕はもうどうでもいいかな 夢半ばで諦める それも1つの選択肢 だけれども眩し過ぎる君達が人生という名の困難な茨道に痛み迷う時 1歩を踏み出す為の杖となりたいから ならば僕も光り輝いていなきゃ説得力が無いからね


勝負事 今はあんまり興味が無い 僕はクズでもキチガイでも構わない 君達はトレジャーなんだ 生きてください 挫けそうな時に助けてくれる人を着々と増やすんだ 1人じゃ何も出来ない僕達には繋がりが必要だ 脈々と男女コネクト それを絶対に信じろ


とは言えど結局のところ人間は1人なんだよなと偉そうに語りたくはないがそっちが真実なんだよな でもそう歌う人達はみんな勝ち組だから負け組の僕の言葉の方が道標としては価値があると思うけれどね


ゾーリンゲンの包丁で人は殺せても 人と人との縁は殺せない 昔は牙を磨くのに必死だった 君達も若いならそうかも知れないね 誰もが勝ちたいから


でも平均線を見つけろ そこの下が上か調べろ 敵を知るにはまず己から 人間は比べなきゃ生きていけない生き物なんだよ 調子ぶっこいてる奴はすぐ失脚するぜ 愚直な努力のみが僕達を輝かせるんだ 君達は美しきポーラスター 僕もそうなりたい 君達 若者の苦しい道のりを照らし出した詩人として死にたいんだ くたばり損ねた僕だから最弱のグループに属してる 故に人を讃える事に余念が無い それはきっと僕の幸せなんだろうな 


思い出してみて 君達はこの世に生まれ 荒波にもまれ 類い稀なる偉業を達成する 僕は信じている 若者達に幸あれ! 頑張って夢を叶えてね そうなったら僕は本当に嬉しいな


さよならだけが人生だなんて言葉にまなこ潤ませる歳じゃあないだろ?

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