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クラン結成 2

団服の話入れたらまた長くなってしまいました。


 とある小春日和の昼下がり、拠点の訓練所。


「良いなぁここ」


 ポツリとイェルンさんがこぼした。

 パウルさんも無言で頷く。

 警備担当の新人ハンター達が訓練しているのを見学していた俺とイェルンさん、パウルさん。

 彼等の手元には軽食のサンドイッチと温かい紅茶。

 俺の手元にはスケッチブックと鉛筆、コンテ。

 紙面には動きを見ながら描いた訓練中のハンターのアタリが沢山。

 彼等の動きをクロッキーしていたのだ。


 オーランド達が指導をしている。

 あ、ネルケの足がもつれて転んだ……。

 俺も初めの頃よくやったな、と思いながらひとつ笑う。

 そして、イェルンさんの言葉の意味が上手く理解できずに首を傾げて二人を見返すと、言葉を重ねてくれた。


「私達もこういう拠点が作れたら良いなと思ったのだよ」

「そうそう。後進を育てて、自分達のペースでクエスト受けて、畑なんかを耕しながらのんびり過ごすんだ」


 子供達が素振りや型を確認している姿を見て、平和で微笑ましく、そして少しだけ羨ましく思ったらしい。

 別に今のパーティ活動に不満は無いが、将来への不安や戦えなくなった時の生活などを考えるとそろそろ本格的に拠点を作りたいんだとか。

 だが、現状の資金ではまだ借りられる物件も少なく、実入の良い仕事もない。

 お金だけは俺から買ったアレがあるから時間があればそこそこ貯まるだろうけど、それまで誰も怪我しない保証は無い。

 程よい魔物がそんなに沢山いる訳でもない。

 早めに拠点を作って安定した職につき老後に備えたいが、土地も家も良い場所がない。

 そんな感じで少しぼやきつつ、将来に思いを馳せながらにこやかに子供達を眺める。

 その目には慈愛が多分に含まれていた。


 もうさ、これ、クラン、組んで良くない?

 なんかゲームとかではよくあるじゃん?複数のパーティが同じ目的の為にクランを組んで、大きなイベントに立ち向かう、みたいな。

 うちの拠点、ドゥーリンさんのせいで(おかげで?)部屋は余りまくってるし、俺達か『三本の槍』かが拠点にいれば安心して遠征だって出来てしまうだろう。

 なんだったらパーティから数名ずつ出してミックスでクエストに挑んでも楽しいはずだ。

 普段とは違う動きになるから勉強にもなるし、普段受けないクエストを受けたりしても良いかもしれない。

 これはオーランドにまず相談案件だね!

 ちゃんと学習している俺は思い付きをすぐ口に出さずリーダーに提案することが出来るのだ。

 笑顔でその場を離れると部屋に帰って、ざっくりクランの概要と『三本の槍』と組む利点を書いてみた。




「くらん?そんな仕組み()聞いたことねぇぞ?」

「え?ここにクランの仕組みってないの?!」


 ファンタジーな世界なのに?

 その日の夕食後にクランの提案をしたら、オーランドだけでなく他のメンバーも全員が首を傾げた。

 さっき書いた概要(プレゼン資料)を取り出して皆の前に広げる。

 併せてカクカク シカジカ ……と詳しくもないゲーム知識で説明すれば段々とみんなの顔が明るくなっていった。

 最終的には全員がノリノリで『三本の槍』に突撃提案しに行くほどである。


「いや、いくらなんでもそれは甘え過ぎだろう?」


 部屋着のパウルさんが困ったように後頭部を掻いた。

 薄いシャツに柔らかなパンツというスタイルなので、全身の筋肉の流れが良く見える。

 是非ともデッサンモデルになっていただきたいところだが、今はそれどころではない。


 やいのやいのと騒いでいると、他のメンバーも顔を出してきた。

 丁度良いのでそのまま会議室に案内して、先程と同じ様にクランの説明をした。

 新しい考え方に首を傾げていた彼等だが、内容を理解すると共に、目が輝き始めていた。

 最初は「流石に悪い」と固辞していたけれど、結局この拠点が利用できる事や維持費の料金をもらう事、新人達に稽古をつける事など、情報を擦り合わせていけば双方に利点がある事に納得してくれた。


 そうして二つのパーティ全員で話し合い、幾つか条件を設定した。

 結構長く話し合って、最終的に決まった事は以下の通り。


 ・クラン費用として今後収入の半額をクランに納め

  ること(その代わりパーティ費用は無くなる)

 ・怪我や病気などの特殊な状況を除き、一定期間収

  入・納金が無い場合はクラン会議によって退会処

  理を行う

 ・怪我、病気などの際は改善するまで納金免除

 ・クエストなどに出る際の必要経費はクラン費用か

  ら捻出

 ・拠点防衛の為拠点にクランメンバーから最低二人

  は人員を残すこと

 ・拠点維持の為に雇っている者達(アガーテ等)の

  お給料や諸経費はクラン費用から捻出すること

 ・オイゲン達の店舗の純利益の半分はクラン費用と

  して換算(その代わり仕入れなどに使用する場合

  はクラン費用から捻出可能)

 ・クランメンバーの序列を作る事(リーダーはオー

  ランド、副リーダーがパウルさん)

 ・問題が起きたら全員で話し合って解決する


 他にも細々あるけど、とりあえずはこんなもんだろう。

 困った事が起きたら都度修正する事にしておけば大体なんとかなると思う。

 なんとかなって欲しいな……。

 な、なんとか、なれーー。

 まぁ、法的にここの拠点持ち主は俺達だからちょっとアレだけど、クランのメンバーになるのは問題ないよね。


 色々ルール守ってもらわなくちゃだけど、部屋は余ってるし皆で個室作ろうか。

 そう提案すればカトライアさんがとても喜んだ。

 ご希望に合わせて姿見もご用意致しますよ。

 え?コンパクトも欲しい?

 あ、そうか、エレオノーレさん達が使ってるの見て知ったのか。

 了解です。

 外枠はドワーフさん達に依頼しておこうかな。


 一階にある客室は今後も客室として使うので、二階以上の好きな部屋を選んでもらう。

 護衛の子達は二階にまとめて部屋を作ってあるのでそこ以外でお願いする。

 だって既に住んでるしね。

 彼等も折角なのでクランに誘おう。

 オーランドに声を掛ければその場で決を取って許可が降りる。

 提案を持ち掛ければ大喜びで加入してくれた。

 彼等は研修生として登録し、メインの仕事は拠点と店の護衛とトレーニング。

 ある程度実力が付いてきたら既存ハンター達といくつかのクエストを一緒に受けてランクアップする形で正規クランメンバーに。

 それ以降は俺達と同じ様にクエストを受けつつ拠点を守るスタイルに変更してもらう。


「という感じで良いだろうか?拠点の守衛だけしていたいっていうならそれでも良いんだけど」

「「「「「「是非お願いします!」」」」」」 


 オーランドの言葉に一も二もなく飛びつく元孤児院ハンター達。

 やっぱり魔物を狩ったり、素材を集めたりしたいって希望はあったらしい。

 そんな夢を口にできないほど困窮していたが、衣食住が安定したら、また沸き上がってくるのが憧れというものなのだろう。

 孤児院長先生の元で育ってきたからなのか、薬草ハンターになりたいと希望する者が一定数いて、そういうメンバーだけでパーティを組み直す事になったそうだ。


 新体制になるので一応紹介しておこう。

 敬称略!


 クランリーダー オーランド  飛竜の庇護リーダー

 副リーダー   パウル    三本の槍リーダー

 槍士長     レオン    三本の槍槍士

 剣士長     オーランド  兼任

 弓士長     イェルン   三本の槍弓士

 斧士長     ジャック   飛竜の庇護戦士

 斥候長     ヤンス    飛竜の庇護

 魔法使い長   エレオノーレ 飛竜の庇護魔法使い

 回復長     カトライア  三本の槍神官

 運送長     キリト    飛竜の庇護ポーター

 料理長     デイジー   飛竜の庇護神官

 護衛長     オットマー  三本の槍魔法使い

 トレーナー   グレーテ   三本の槍槍士

 金銭管理    ヤンス    兼任

         カトライア  兼任

 専用商人    キリト    兼任


 クランメンバー 該当なし

 研修生     ハンス    希望(ステラ)槍士

         ロルフ    希望剣士

         ネルケ    希望神官

         ヘルマン   緑の手剣士

         イザベラ   緑の手斥候

         リタ     緑の手槍士

         カミル    緑の手神官

         ユリアン   緑の手戦士

         マックス   烈風剣士

         アヒム    烈風剣士

         インゴ    烈風戦士

         フーゴ    烈風弓士


 こんな感じだ。

 とりあえず俺達『飛竜の庇護』と『三本の槍』メンバーは何かしらの役職に就く形になっている。

 後程研修生がクランメンバーに上がればそれぞれの長の下に就くことになる。

 まぁ、槍士や剣士がメインになるが他の武器も使える様にトレーニングしていくからあんまり意味ないんだけど、表向きには役職って強いよね、と適当に色々つけた。

 ハンス達三人のパーティは『希望(ステラ)

 元々は別のパーティだったのだけど、植物採取専門の新規パーティが『緑の手』となり、残った者達は攻撃力のみバーストしている猪突猛進な『烈風(れっぷう)』と名乗る事になった。

 回復役が足りぬ。

 誰かに回復魔法が使える様に教えるしかないかな?


 クランシステムは無いとしても、ギルドに報告だけはしておきたいところ。

 とりあえず『緑の手』と『烈風』は以前のパーティを解散、新規パーティの申請に向かってもらった。

 クランの報告に関してはエデルトルート様やシュレ様、そしてアダルブレヒトさんにどうしたら良いかの相談のお手紙を出して、そのお返事を確認してからにしようとなった。

 現状自称クラン、周りから見たら謎の暴力団体状態であるが、ハンターのルールには則るので一般の方々に無体な真似をしたらアウトである。

 一応クラン名は創設した二つのパーティ名を合わせて『飛竜の槍』と決めた。


 そして念願の団服を作成する。

 前に考えていたお揃いの服だ。

 とはいえ軍服みたいに皆同じデザインでがっちりは決めず、アイドルの服やラノベのキャラみたいにお揃いに見えるけど細かいところはちょっと違う感じにしようと思う。

 こういう服はブリギッテよりカールハインツの方が得意だろうからロルフに一走り呼んできてもらう。

 ひとつ頷いてパッと駆け出した。

 前も速かったけど、以前よりかなり速くなっている気がする。

 日頃の鍛錬のおかげかな?

 ずっと走り込んでるもんね。


 皆にはある程度形になったら改めて意見を聞くから、とそれぞれの作業に戻ってもらう。

 一人になった会議室で、用紙と鉛筆を取り出して頭の中のイメージをいくつか出していく。

 スペースコロニー的な制服や自由惑星同盟的なベレー帽のやつ、某アニメ高校の制服とか、プロデューサーになってアイドルを育てる系の衣装とか、塀の中から飛び立つ自由の翼な立体起動のあれとか、エクソシスト的なアレとか、制服と聞いて思い付く物をバンバン描いていった。

 まぁ、男女揃いで着るとしたら無理な物は早々に省いていったけど。


「うーんやっぱりこの辺かなー?」


 ぺらりと一番良さげなデザインを一枚取り出した。

 ベースはクルトカーーこないだ俺やジャックが着たタイプの服だね。

 前面にプラストロンと呼ばれる装飾的な前当てが付いている。

 この縁を刺繍で装飾して統一感を出すのが一番良いと思う。

 そしたらあとはそれぞれに合わせたデザインに変えてもイケる気がする。

 そもそも別名でランサージャケットとか呼ばれるくらい槍士に合わせた物なので、パウルさん達が着るのにも特に問題は無いだろう。

 ベースになるイメージを三面図で男女それぞれに描いて、そこから足したり引いたりすれば良いと思う。

 男供は剣や槍、弓などが扱いやすくなるように、女性陣はそれぞれの魅力が生かされる様に。

 ついでに職業色を出してローブタイプを描いてみたりした。


 そこまで描いた時点でカールハインツが飛び込んできた。


「キリトさん!お呼びと伺いましたよ!」


 何故かとても嬉しそうで、頬が桃色に染まっている。

 誰得だよ。

 しかもその勢いで広げていたイメージ画が数枚飛んでいってしまった。

 集めに行くと申し訳無さそうにカールハインツが謝罪し始めたが、これくらいよくある事だ、気にしない、気にしない。

 室内だから問題ないよ。

 たまに外に飛んでったり水に落ちたりするからね。


「ちょっと団服を作りたくてさ」

「ダン、服……?ですか?」


 いまいちピンときていないカールハインツに既に描いていたいくつかのイメージイラストを見せる。

 ちょっと遊び心で描いた集合イラストなんかもあるのでそれを見本にあーしたいこーしたいと説明した。

 大体の概要が飲み込めたカールハインツは目を煌めかせ、クロッキー帳を取り出す。

 以前頼んだ全員の身体のサイズとそれぞれに似合う色など沢山の情報が書かれている帳面と照らし合わせながらパイピングの色味などざっくりした方向性を決めていく。

 やっぱメンカラは必要だよね。

 研修生はあえて同じ形(男女別)にして、正式にクランメンバーになったらオリジナルの形に変更してはどうか、と提案してくるカールハインツはやはり優秀な商売人なんだと再確認した。


 ある程度叩き台を作ったあとはどの辺をカスタマイズするかとか、二人で色々ネタを出し合った。

 袖の長さとか、肩周りの装飾、プラストロンの刺繍に丈の長さなど弄れそうな場所と最低限揃えるべき所を突き詰めて、幾つかバージョン違いを描いてみる。

 結構かっこいい系から可愛い系まで自由に作れそうだ。




「というわけで、団服を作ろうかな、と思うんだけど皆の意見がほしいです」

「是非忌憚のない意見をお願い致します」


 そう言って描いたデザインを男女別に並べてそれぞれ皆に見てもらう。

 ベース、アレンジなどで大体五種類程を並べている。

 勿論この通りではなく、パーツの組み合わせを変えたり、希望があればそれに合わせたりもできる。

 個人的に似合う色をパイピングに使用する場合はこの色、と名前と共に小さな布がピンで留められているものもある。

 皆は恐る恐る覗いてわいわいと見比べていた。


「マント!マント欲しい!」


 オーランドがバサリとマントを翻すジェスチャーする。

 お揃いの隊服に、お揃いのマントとか確かにかっこいいな!

 でもマントはまとわりつくって聞くし、ちょっと短いマントにしてみようかな?

 所謂ケープマントというものに分別されるのだろうか?腰辺りまでのマントで袖の無いタイプ。

 マント留めのブローチで留めておく奴だ。

 そう提案すれば皆から同意をもらえた。

 カールハインツと一緒にマントのデザインも考える。

 冬用はまた防寒用のマントを別に考えよう。

 とりあえずは保留で。


 オーランドの意見を皮切りに、皆ノリノリで改良案を出してきた。

 デイジーとカトライアさんを始めとした回復担当者は神官服に寄せるらしい。

 マントを完全にケープの形にしたいのだとか。


「ミニスカート……いや、でも可愛いからプリーツスカートも捨てがたい……」

「私はショートパンツも良いと思うの」


 そうやってスカートのバリエーションを出しているうちに、折角なら、と礼服・夜会服・常装・略装などの概念を話し、それぞれで変えることを提案してみた。

 エレオノーレさんをモデルに希望していたデザインをメインに幾つか描いていく。

 礼服はキッチリとしたジャケットに白いパンツスタイルで姫騎士っぽいもの、夜会服はボリュームのあるスカートでドレスっぽく、常装は普段着ているタイプの薄布を重ねたスカートにアレンジしたクルトカ、略装はワンピースっぽいローブの真ん中にプラストロンっぽい布を取り付けて垂らす。

 勿論俺の独断と偏見でのデザインなのでエレオノーレさんの希望に合わせて修正だって出来る。

 そんな話をすれば女性陣が盛り上がらぬわけもなく、我も我もと見本の紙を指差しながら希望を口にする。

 それに食いついたのがカールハインツ。


「騎士にも良くありますが、確かに場に合わせた物を作るのはとても良い事だと思います」

「そうしたら城から呼び出された時に着ていく服に悩まなくて済むしね」


 カールハインツの言葉の尻馬にノると皆が笑う。

 『飛竜の庇護(ウチ)』以外はその言葉を冗談として捉えているのがわかるが、冗談ではないのだよ。

 そこは口をつぐんでおく。

 くくく、後で驚いて戸惑えば良い。


「せっかくだしなんかマークが欲しいよな」

「わっいいね!旗とか作りたい!」


 オーランドとカトライアさんの言葉に、団服のデザインはカールハインツに任せて俺はマークを考える事にする。

 クラン名に合わせて槍を持った飛竜をいくつか描いて皆に見てもらう。

 横向き、正面、斜め向きで立体的に見えるもの、伏せ、飛行中などリアルなタイプとアニメっぽい柄、トライバル柄など色々考えて描いてみる。

 紋章の様に背後の部分に希望や緑の手、烈風っぽい抽象的な模様を入れたものも幾つか作る。

 しかし、多数決で正面向きの翼を広げた飛竜が槍を構えるトライバル柄に決まった。

 ちょっと厨二病臭くて描いたは良いけど遠慮したかったデザインだったのは内緒だ。

 トライバルというデザインがこの国にとっては珍しかったらしく、カールハインツが興奮して質問を大量に投げかけてくる。

 ゆーて俺もよく知らないんだよ。

 そんなに細かく聞かれても答えられないって!

 なんとなく!なんとなーくで描いてるから!


 決まったデザインを旗にしたいという意見が多かった為、旗用のでっかい丈夫な布をカールハインツに用意してもらう。

 刺繍はカイに頼もう。

 ついでにマントにそれを刺繍したらよりそれっぽいなるんじゃないかな?

 クルトカに刺してもカッコいいかもね。


 はあぁ、拠点の中は楽しいねぇ。

 うーん、お外に出たくないなーー……。

 いつも俺不運を読んでいただきありがとうございます。

 リアクション、ブックマーク、評価、感想本当にありがとうございます。

 誤字報告も毎度毎度助かっています。

 感謝申し上げます。


 というわけで、メンバーの名前が全員出てきました。

 覚えなくて良いです←

 むしろ作者が間違いそうなレベルです。

 一応男女区別しておりますが、うっかり忘れそう。


 作者、霧斗の不運がうつったのか、先日の大雨の日、出勤中に水たまりに突入した車に水をぶっかけられました。

 傘、意味ねぇ!

 胸から下がずぶ濡れでした。

 偶然スマホを手に持っていた為、スマホは無事でしたが、スーツも靴も全てがびしょびしょになり、時間も余裕が無かった為電車にそのまま乗りました。

 このスマホだけは助かるのもなんか幸運持ちの霧斗感があってなんとも言えない気持ちになりました。

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― 新着の感想 ―
『絆』もいたらクランメンバーに入れても良かったんだけどなぁ
ファッションに疎いので、クルトカやプラストロンがどんな服かわからなかったのですが、ググってもなかなか出てこなくてちょっと困りました(特に前者を検索すると某シャープペンシルが大量に)今は前者はナポレオン…
ギルドあたりが何か言ってきそうなので、先に陛下や側近さんたちに話を通して制度として確立してもらった方が良いかな? こういう前向きな話が出来ているの凄く好き
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