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127.【現世】褐色脂肪細胞様々( 78.2kg→77.2kg )


1月に入り、職場で「痩せました?」と いわれるようになった。

首の後ろや肩についていた肉が落ち、背中の肩甲骨が主張をしはじめ、後ろ姿がすっきりしたと。

背中寄せ運動の効果ですね!

ほめられて伸びるタイプですから!やる気が出ます。

乗せられやすいんです。


肩甲骨のまわりには「褐色脂肪細胞」が集まっている。

褐色脂肪細胞は、脂質や糖質をエネルギーに変える働きがあると言われている。

褐色脂肪細胞に運動で刺激を与えて、その活動を活発にすることで、代謝が上がり、全体的に効率よくダイエットができるのだとか。

脂肪細胞なのに脂肪を燃やしてくれるなんて素敵!


ぽっちゃりを作り出す白色脂肪細胞は全身のあらゆるところにある。とくに下腹部、お尻、太もも、背中、腕の上部、内臓の回りなどにたくさん住み着いている。

一方、褐色脂肪細胞の潜伏場所は、首の周り、脇の下、肩甲骨の周り、心臓、腎臓の周りの5カ所で、細胞の数も少なく、大きさも小さい。

年を取るごとに、その数は減っていくんですよぉ!

年を取ると痩せにくくなるのは それもあるんですかね。


病院は正月休みなので、自分で体重をはかってみると……

78.2kg→77.2kg

10日程で1kg減っていた。びっくり。

特に糖質制限始めた頃と食生活はかえていない。

薬が効きだしたのかな?もうすぐ2ヶ月たつしね。

今はかったら 血糖値も改善されてるかも……

次回の検査が楽しみになる。


物語の中でも書きましたが、1kgの脂肪は片手では掴みにくいサイズ。


500mlのペットボトル × 2本

+乳酸菌飲料(ヤ○ルト) × 3.5本分

と言われている。(タニタHPより)


です。


約3kgマイナスということは×(かける)3です!

当たり前ですが。


そんな中、仕事仲間に言われたのが


「脂肪が筋肉に変わるから、このまま運動したら硬太りのデブちゃんのできあがり。固い肉は落ちにくいから 筋肉トレーニングは少し体重をおとしてからのほうがいい」


と。


結論からいえば、それは間違いだ。

脂肪と筋肉は別物だからだ。

脂肪は筋肉に変化したりしない。


スーパーで買ったお肉は放置してても赤身が脂身に変わったりしませんからね。


でも、そう思ってました。

脂肪が筋肉に()()んだって。


だから、仲間の言葉で神(医者)に言われた腹筋をやめてしまいました。

少し体重をおとしてからにすることにしたのだ。

楽な方に自分が流れてしまいました。

運動は食後の階段登り降り、座って足あげ、腰ふり 背中寄せ だけになりましたよ。


この時腹筋をやめてしまったことで後々痛い目にあいますが、この時のワタクシは知るよしもなく……


もう一度言います。

脂肪が筋肉に変わることはありません!


筋肉の主な成分は「たんぱく質」

脂肪の主な成分は「脂質」です。


筋肉はつけるもの、脂肪は落とすもの


筋肉の()()仕組みは筋繊維の破壊と、超回復。

中二っぽいすね(笑)

負荷がかかると筋肉は頑丈になろうとして、ムキムキになるんすね。

死線を越えるたびに強くなるサ○ヤ人のように。


一方、脂肪はエネルギーのタンクのようなもの。

たくさんのゴム状の風船の集合体で、中にエネルギーを溜め込んでいます。

お腹を見て、その脂肪……まるまるしたのがみっしり入ってるのを想像してください。

さわったらつぶつぶを感じませんか?


感じない人は太っていないのでスルーしてください。

肉があるのに固くてつかめない人はまずマッサージすることをオススメします。血行不良です。


この、中のエネルギーは、固形燃料みたいなものです。

固形燃料は熱で溶かしてつかわれます。

熱を産むためには動かなければいけません。

エネルギーがつかわれれば、タンクはゴムだから縮みますよね?

縮めば痩せられるというわけです。


通常の人の脂肪タンクは、約400億個、肥満者は約800億個にもなるといわれています……オソロシイ。


このタンクの数は減ることがないので、一度太った人は、そこまでは太れちゃう(リバウンド)んです。

痩せるためには ゴムタンクを小さくしたままにしておかなくちゃいけないんすよ。


エネルギータンクに供給するのを減らす(食事制限)

エネルギータンクから消費する(運動する)

この需要と供給のバランスをとり、コントロールするのがダイエットです。


さて、次回の検査までこの体重をキープしなければ!





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