6話 装備
今日は装備出来る日!!
楽しみだなぁ!はははははは!開き直ったさあああ!…はぁ。
・・・楽しみだな!
「では、女子はこの部屋で、男子はとなりの部屋に着替えてね」
「「「はい」」」
「んーと、これがエリオーヌ、こっちがマリーだ」
「「はーい」」
では、いざ!
・・・?マントかな。それでズボン、剣。おけおけ
「エリオーヌはどんな感じ?」
「んー、マントで剣。マリーは?」
「ナース服で杖」
「ナース…よっしゃっ!」
「エリオーヌ?なんか言った?」
「いやぁー?じゃあ、着替えよっか」
「そうだね」
んーと、シャツはピューリタン……ピューリタン?の襟。
説明書的なのに書いてあるが、知らなかったぁ!
そのピューリタンのあいだに黒の紐リボンあってショートパンツにニーハイであ、アームカバー?の指先まであるやつ。お姫様とかがつけてるようなやつかな?にマントです。剣はあのー、えーと、レイピアってやつ。細い長いの!
説明下手ですね。ごめんなさい…。後でググってね!
マリーは、ピンクのナース服のお腹の部分をリボンでくくった感じに短い杖ですね。可愛いです。
コンコン
「はい?」
「入っていいか?」
「あっ、どうぞ」
「ん」
メディーは鎧に両手持ちの大きい剣です。コグアナは軽めの鎧に勇者が持つようなよくある剣。シリルも鎧に槍。ジルも鎧に拳。ジャンは白衣。エルワンはハンマー。ジャンの攻撃方法は確か歌だった気がする。
おお?剣の名前分かんないからなぁ。
んー?かっこいいけどどことなく見たことあるような感じばっかだな。
よく言えば王道なんだけど。
でも、全員似合ってて不思議。
「エリオーヌ、似合ってるよ」
「本当?ありがとう!ボンドエルもかっこいいよ」
「ありがとう。マリーさんも似合ってますね」
「えへへへ。ありがとー」
「いえいえ」
「皆さんも素敵ですね」
「だねぇ」
「そうか」
「ほんとー?ありがとー!!」
天使かっ!いや天使だった…
エルワン…可愛い。
あぁ、勿論。コグアナもかっこいいよー。
うんかっこいいかっこいい
棒読みではないよー?うん……テヘッ
「よーし。着替えたな。じゃあ、今日からその服で来るように。慣れが必要だからな。じゃあ解散…!」
「途中まで帰りましょう。お嬢様」
「そうね」
「そういえば明日体育でしたけど動けるんですか?」
「あぁ…。前世でも体力なかったし、今世も全然動いて無いからなぁ」
「・・・」
「・・・」
「ランニングでもしますか?」
「そうね。弓道とかやってなかったけど装備服着ると補正されるらしいから出来るだろうけど基礎練習は大事って言うし」
「らしいですね」
「太らない為にも…!!」
「お嬢様はもっと肥えて良いと思いますよ?」
「えぇ…」
「そこの二人ちょっと来て」
「はーい」
「分かりました」
「お前らスパイだろ?」
「「!?」」