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3話 イベント

ふぅ…。

落ち着きました。

ボンドエルも信じてくれたようですし。

良かったですわ。

そういや、今日は入学式でシリル・ベストワーゼというキャラと主人公ちゃんのイベントありましたはずですわ。行きますか。うん、転生したんだしそのくらいは楽しんでいいですよね。カメラカメラ。

そういえば、今思ったんですけどすね毛って髪の色をしてるじゃないですか。

外人って金色じゃないっすか…。私の頭は白いんですよ。それですね毛は黒いんです!本当に違和感がありまくりです…。

お嬢様がなんて話をしているんだっ!って話ですよねごめんなさい。

でも私は今凄く上機嫌です。なぜなら、ボンドエルのボイスを聞けたから…!マジイケボッス……。ま、まぁ?私も天使のような?可愛い声なんですけどね?前世はガラッガラだったのでこんな声がでているのにびっくりですわ。声優さんすげー…。昔、同じ次元に住んでいたのが嘘みたいです。

はっ!もうこんな時間

イベントが始まってしまいます

では、また会いましょう…!



ハロー!

只今、張り込み中でっす☆

カメラの準備も満タンですわ…!ふっ、いつでもイベント始まってくれ…!状態です。

ドンっ

「きゃぁっ」

始まったぁぁぁ…!

主人公ちゃん、なにその可愛い声!?

私だったら「ふぐあぁ」的なおじさんのような声がでますのに…。

「……っ、ごめんね?大丈夫?」

「は、はい!ありがとうございます」

……女神すぎて頭痛がぁぁ。可愛いぃぃですぅぅぅ!!

でもありがとうなのでしょうか?すいませんじゃないですか?手を差し伸べられた訳じゃ無いのですから。

ん?話が違う気が…うん。やっぱり違います。。シリル・ベストワーゼは、腹黒い先輩という設定何ですけれど。ただの良い人になっています。だって、ゲームの時は

「ふーん?お菓子持ってきていいのかな?ダメだよね?」的な事をずぅぅっとネチャネチャとうざっくるしいやつなはずなんですのに。

「同じ学校のようだけど、持ってきたらだめだよね?」

とただの注意するイケメンな良い人じゃねーか!?あの、本当に腹黒さがないですわ。

っていうか元々腹黒じゃなくてイライラするキャラですよね。このシーンは…。

ってこっち来ました。

「なにしてるのかな?カメラ持って」

はぁ…。やっぱりですか。話違うので気づいているのかとは思いましたけれど

ボンドエルがなんとかごまかしてくれておりますが…

「……ヤーイヤーイ!は・ら・ぐ・ろ~」

「御嬢様!?」

「んなっ!」

かかったな。適当にちゃかしてたら何かはくかな?

ふふ~ん。

「ー数学のテスト7点だったくせに俺を馬鹿にするのか!?」

「……ふふふふふふ。ぬかったな!テストの点数は先生と自分以外知らないんだけどなぁ…」

さてさて、帰りますか!

ボンドエル、なんだその顔は。

顔に怖いと書いてありますよ。あと何歳ですかという文字も見えなくも無いですね。

自分でも引っかかるはずないとは思っておりましたけれど、引っかかってくれて驚きですわ。

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