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(四)


 学園長室を出て廊下に下りた頃には、藤井に激しい感情の跡など微塵もなかった。

 廊下の隅に、教室を抜け出し主を待つ、松川蛍子がたたずんでいた。

「松川、車の用意を。帰宅します。気分が優れません」

 命ずる声を受けて、松川は足早に姿を消した。

 藤井はどこへ向かうともなく、ふらりと中庭に足を踏み入れた。新校舎と旧校舎棟に囲まれた形の、広々とした空間であった。暮れ色の木々を眺めていると、無理に平静を装った痛みが、緩く溶け薄れてゆく。

 銀杏の黄色。ナナカマドの燃える紅。マロニエの濃い茶。

 見回すと、渡り廊下に誰かを探す飛鷹彩子が目に入った。

「藤井さん、ここに居たんですか」

 彩子は、真っ直ぐに藤井に前へ歩み寄ってきた。

「飛鷹さん。あなたのお友達の青木さんに、このことをよくお伝え下さいませね。

 騎道とのことは、すべてこれまでと。

 どうぞおもしろおかしく、書き上げて頂きたいわ」

 くすくすと、藤井は笑った。

 自虐的な言い方が、藤井には不似合いすぎて痛々しい。そうまでしなければ精神の均衡を保てないと、意識せずにとった態度であろうことは、彩子にも理解できた。

「本当に、それでいいんですか?」

「おかしなことを言い出すのね? あなたがご覧になったまでのことです。あんな男に、私が気持ちを残すとでも」

「なら、どうして一番の不幸を望まないんです?

 一言、あなたが騎道に漏らせば、簡単に死地に飛び込むじゃないですか? あなたのプライドは、このままにしておけるんですか? そこまで言っておきながら」

 悠然とした表情を、藤井は一つも変えない。

「あの人の望みを、何一つ適えたくないだけです。それが一番の仕返しでしょう?」

 彩子は鼻先で笑ってしまった。

「そんなの、なまやさしいわ」

「いいえ。体の傷よりももっと深く傷付くでしょうよ。

 あの人は、他人の痛みを自分のものにしてしまう人ですもの。自身が傷付かなければ、それだけ自分を責めるわ。

 ひどく苦しんで、空しさと無力さに襲われて……」

 暗い報復の陰りでさえ、さらに彼女の整った美しさに拍車をかける。騎道に与えた絶望的な近い未来を思い浮かべ、彼女は遠くを微笑んで眺めていた。

「あれは嘘だと思っているんですか?」

 何を言い出すつもりなのかと、藤井は彩子を見返した。

「騎道って、こういう恋愛感情には嘘を言えないんですよ。

 誰かを好きだっていう言葉を、偽りでも言わないって決めているんです」

 顔を逸らす藤井に、彩子は追いかけて正面に立った。

「あの一瞬は、本気だったと思います。あなたを騙すつもりなんかない。ただ、維持することが無理なだけで」

「ばかげたことを言い出さないで……!」

 遮ろうとする藤井を無視して、彩子は独り言のように喋り続けた。

「本当は、本気でも言わないって誓ってたんです。

 騎道って、こういうパターンでしょっちゅう誓いを破っているのかもしれないな。あいつなりに苦悩してました。誓いを守れない自分は最低だ、みたいに」

 信じられなく不器用な人間だった。久瀬光輝が案じていた通り、危ない種類の生き方しかできない人種だった。

 藤井は唇をきつく閉じていた。

「騎道を、もう解放してあげてもいいんじゃないんですか?

 これ以上、ご自分の気持ちを偽っているのは、つらいと思います」

「! ……何を……」

「騎道は知っています。あなたは他に、想う人間がいることを。それが誰かはわからないようですが、自分のことは、本心じゃないと悟っています」

「うそですわ。そんなこと……」

 氷の彫像のような顔立ちが崩れる。藤井は狼狽していた。

「ただの身代わりなんて、自分を傷つけるだけです。

 それとも、今は本気に……」

「おやめなさい!」

 藤井はぴしゃりと声を放った。

「何がいいたいの? 何を聞き出しにきたの? あなたの狙いは、私をそう決め付けることではないんでしょう?」

 詰め寄らんばかりの剣幕で、藤井は言い募った。

「私が誰を愛そうと自由だわ。その人を守りぬきたいと思うのは当然でしょう? 自分に引き止めておきたいと思う感情なら、飛鷹さん。あなたにだってわかるでしょう?」

 藤井が暗にほのめかす人物は、彩子の胸に小さな痛みを与えた。勿論、前触れもなく渡米しようとした賀嶋を、彩子が引き止めたいと思わなかったはずはなかった。

「わかります。

 でも……、大切だから、手を放す時だってあります」

 彩子は肩に力をいれるわけでもなく、さりげない微笑みを藤井に向けた。これが、賀嶋にも出した答えであった。

「……飛鷹さん」

 軽く目を見張り、藤井は言葉を失った。

「気が変わったら、保健室に行って下さい。騎道はそこに居ますから」

 彩子は来た道を引き返した。

「誰か、何かあつたの?」

「秋津数磨君が倒れたそうです。秋津会長もそちらに駆け付けてますけど」

「……数磨さんが……?」

 振り返った彩子は、表情を曇らせた藤井の姿に、一瞬、不思議なものを感じた。ただの同情にしては、ひどく強い感情のようだった。



 水野は、横たわる秋津数磨を前にして混乱に陥っていた。駆け付けた秋津の顔を見るなり、断言した。

「ここじゃ無理だわ。救急車を呼ぶわよ」

 水野の意に反して、秋津は硬質のためらいをみせた。

 容態は、意識不明で血圧も著しく低い。時折、発作的に全身が震え、再び硬直状態に戻る。原因不明のショック状態は、専門医でもない彼女には、手に負えないものだった。

「待って下さい。今ここから動かすことは逆効果です」

 秋津の後から駆け込んできた騎道は、水野を引き止めた。

 その後数分間は、騎道の独断場だった。秋津と水野が目を丸くして見守る目前で、少なくとも数磨の蒼白だった頬に血色が戻っていった。

「どうして君が、こんな処置を知っているのよ……?」

 水野は改めて数磨を診察してから、驚愕を含めて呟いた。

 無理もない。騎道が施した処置は、単純で初歩的なものでしかないが、目に見えて極めて効果的だった。

「見よう見まねです。僕の知り合いの少年も、数磨君と同じ状態に陥ったことがあったので」

 騎道はベッド脇に片膝をつき、低く呻き声をもらす数磨を見守った。汗の光る数磨の頬を、秋津はそっとぬぐった。

「ありがとう、騎道君。感謝するよ」

 騎道は立ち上がり、秋津に席を譲った。

「しばらくの間、このまま数磨君についていてあげて下さい。精神状態が不安定な為に、こんな症状が出たんです。

 肉親である秋津会長がついていれば、彼はきっと安心します。感じているんですよ。会長が掛け付けてきてくれたことを。それが何よりも、数磨君を癒すんです」

 黙したまま、ただ秋津は弟を見つめていた。

「受け入れてあげて下さい。彼はきつと、自分の中にある力を持て余して苦しんでいるはずです。あなただけを信頼しているんです。『力』の存在を否定して押さえ付けるようなことをしたら、今度こそ取り返しのつかない事態になるかもしれません」

「……君は、不思議だな。どうしてそんなにも素直に、全部を受け入れることができるんだ……?」

 強張っていた表情を、ここに来て初めて秋津は崩した。

「さあ。僕にもどうしてかわかりません」

 騎道の彼らしい発言に、秋津は苦笑した。

「ただ、そうすることが一番簡単なような気がするんです。

 誰かを拒絶できるほど、僕は自分が立派な人間だとは思えないですから」

 肩をすくめる騎道をしげしげと見つめ、水野は呟いた。

「そこが、普通じゃないところなのよ。君は」

「それって、褒め言葉ですか、先生?」

「両方よ、両方」

 水野は休養室と処置室を隔てるドアを閉じて、一人出ていった。

「僕もこれで。必ずそばについていてあげて下さい」

「……ああ。そうするよ」

 秋津は兄の表情で、深くうなずいた。

「君はどうするつもりだ。当てもないのに出てゆくのか?」

 いつも通りの、相手を気遣う生徒会長の穏やかさを、秋津は騎道に向けた。

「ええ。この役だけは、誰かに譲る気はありませんから」

「引き止めても無駄か……」

 明るく答える騎道に、秋津は複雑な表情を見せた。

「気をつけたまえ。君を待つ人たちのためにも」

 騎道は、言葉を噛み締めるように微笑んだ。そのまま廊下に向いた方のドアに歩み寄り、ノブを引いた。

 騎道の後姿を追わず、秋津は目を伏せた。彼には、微笑みの輝きが、ひどく眩しかった。

「藤井さん……」

 騎道は戸口に立ち止まった。



 保健室のドアの前に来ても、藤井はためらっていた。騎道の声が、一つの感情を振り切る鍵になった。

 思い詰める表情を上げ、藤井は騎道を凝視している。

 騎道の背後に浮かぶ、未来を読み取ろうとするような、苦く鋭い瞳だった。

「……白楼陣は、まだ完了してはおりませんわ」

 騎道は息をつめて次の言葉を待った。

「第四の上坂さんの事故は、布陣とはまるで無縁です。

 あなたに嘘を申しました……。西の方角の象徴は、少年でもなければ事故の起きたお昼過ぎでもありません。

 でも、事件とは無縁とは思えないほど、感応しています」

「西、なんですね」

「ええ。西の象徴は、酉の刻、17時から19時の間。人は少女を意味します」

 騎道は腕を上げて時計を確認した。

「5時から7時……! あと一時間もない……」

 間に合わなければ、佐倉千秋は凄惨な贄にされる。

 だからと言って、騎道は絶望するような人間ではない。

「……私が申し上げられる限りですわ。これ以上は、まるで推測……!」

 騎道の手が藤井の両方の肩を包んだ。驚くあまり、藤井は言葉を失った。

「いいえ、感謝します。これで十分に、的は絞れます。

 本当に、どう感謝の言葉を言ったらいいのかわからない」

 騎道はコクリと頭を下げた。すぐさま顔を上げ、手を放して歩き出す。

「騎道様……!」

「心配顔は藤井さんに似合いませんよ。僕を信じて下さい」

 軽く手を振り、駆け出す騎道の姿は、視界から消えた。

 見送る秋津と藤井は、ふと視線を合わせた。

「……数磨様のおかげんはもう?」

「ええ。大丈夫です。ご心配をおかけしたようですね」

「い、いいえ。私など……」

 落ち着き無く首を振り、藤井はその場を逃げるように立ち去った。後ろめたさが全身を苛んでいた。



 佐倉は西に居る。同時に秋津統磨が、騎道を待ち受けている。

 全方位の内、気学天盤上の西であるほんの30度に、的は絞られた。騎道にとっては、朗報である。

 あてもなく学園を飛び出した、数時間前とは違うのだ。

「! ……彩子さん……?」

 保健室を出て廊下を駆ける騎道は、窓の外の低い生垣の向こうで手招きする彩子に気付いた。

 彼女は何か言っている。何かはまるで聞き取れないのだが、手に握り締めていたキーホルダーを大きく振る。

 騎道はそれが何があるのか、目を凝らした。

 次に、彩子は騎道の進行方向を指して、自分の駆け出した。引き寄せられるように、騎道は後を追った。

 スプリンターとして期待されるだけあって、彼女の走るスピードは驚くほど速く無駄が無い。お互いに、目的の駐輪場へ辿り着いたときには、軽く息を弾ませていた。

「車を運転できるくらいなんだから、バイクもOKよね?

 章浩が使ってたものなんだけど、駿河が時々手入れをしていてくれてるから、ちゃんと乗れるはずよ」

 飾り気のないシャープなフォルムのRⅡ-μである。

「ヘルメットはここには一つしかないけど、交通課の警官に見付からないようにすれば、大丈夫だわ」

「大丈夫って、彩子さん。まさか……」

「ついていくわよ。パートナーでしょ?

 それに、あざみ姫を説得したのは、このあたしなの」

 恩に着せて彩子は胸を叩いた。

「それは、感謝しますけど……」

 歯切れの悪い騎道。

「ずるいわよっ! 単独行動は厳禁だって言ったの、騎道の方よ!」

 いきなり怒鳴られて騎道は怯んだ。

「彩子さん……」

 情けない顔に、彩子は追い討ちをかける。

「騎道一人でなんか、行かせないわよ」

 バイクのキーを握り締めて、睨みつける。

 心底弱り切った顔で、騎道は首を振った。

「一人じゃないよ。ひどい誤解だ。違うんですか?」

「な、何がよ……?」

 騎道の言う意味を計りかねた。

「彩子さんは、後ろに居てくれるんでしょう? 一人で何もかもなんて、僕には出来ませんよ」

 のぞきこむ黒縁眼鏡の奥の瞳は、完全に信頼しきっている色だった。空恐ろしいくらい純粋すぎる光に、身構えていた一面を突き崩されそうだった。

「僕の後ろに居て欲しいんです。でなければ、僕は動けない。彩子さんが居なければ、もしも僕が倒れた時には、何の手立てもなくなってしまうじゃないですか? 彼に対して、次に盾になってくれる人が。

 君の存在がなければ、僕は心配で前に進めないんです」

「やっぱり、怖い?」

 騎道は瞬きをして、正直にうなずいた。

「一人は、怖いですよ。下手をすれば足がすくみます。

 言ったでしょう? 僕は弱い人間だから、誰かの助けが必要なんです。目を覚まさせてくれる誰かの。

 呼び戻してくれる人が必要なんです」

 彩子には騎道の言葉の意味が理解できない。騎道を呼び戻す役目など、無用のようにしか思えなかった。彼は常に優雅でゆるぎなく、自身をわきまえているはずだった。

 自分がどれほど、強靭な人間であるかということを。

「彩子さんなら、感情にまかせて大切なことを見落としてしまう僕を、引き戻してくれる。

『マジェラ』で、そうだった。あんな風に、ストッパーになれる人だと思ったから、僕はYESと答えたんです」

「そんなに、あたしは立派じゃないわ……。騎道を見てると、自分を見ているみたいで黙っていられなくなるだけ。

 騎道って、あたしより無茶なんだもの」

 彩子はバイクにキーを差し込んだ。ハンドルに掛けられたフルフェイスのヘルメットを取り上げ、埃を払った。

 丁寧に、騎道はバイクを駐輪場から引き出した。

「ただ、統磨さんの居場所が掴めたら連絡します。かならず来てもらいたいんです。これは絶対に」

 何が絶対なのかは、まだ騎道は明かさない。

「それまで、ここに居て下さい」

 バイクに乗って、騎道は彩子からヘルメットを受け取る。

「わかった。すぐに飛んで行くわ」

 今は、そう答えを返すしかなかった。

「一つ聞かせて下さい。猫狩り事件の時、統磨さんに『もうたくさんっ!』って言う前に、何て言ったんですか?」

「たしか……」

『命を何だと思ってるのよ。誰だって生きていたいのよ!

 あなただって死にたくないでしょう?』

 彩子を見返す騎道の瞳に、尊敬する色が浮かんだ。

「ほんとに彩子さんらしいな。

 その台詞、彩子さんの代わりに借りていきます」

 バイザーを下ろし、アクセルを握り締める。

 爆音。

「ね、三橋なら、きっとわかってくれると思う……!」

 排気音に負けない声を、彩子は張り上げた。

 一瞬、キーを回す寸前に、校舎を見上げた騎道の瞳は、思いを残す憂いを滲ませていた。

「……帰ったら、二、三発、あいつに殴られなきゃいけないかな、なんて……思ってるよ……」

 騎道は目を細めた。

「彩子さんが言ってくれると、説得力あるな。

 安心して出ていけますよ」

「……おバカっ……!」

 更にくすりと騎道は笑った。

「戻ったら、三橋に真っ先に謝ります。

 嘘ついたこと、彩子さんを巻き込んだこと、あいつに黙ってこんな真似したこと……。それじゃ」

 彩子の目の奥に、熱いものが込み上げてきた。

 まるで、終わってしまったことのように、彼は語った。

「……信用なんかできないわ……。騎道って、大嘘つきだもの……」

 走り去る一台のバイクが、視界の中で滲んでしまわないうちに、彩子は背中を向ける。待つことにもう飽き飽きしていたが、校舎へ向かう途中で、彼女は足を止めた。

 振り返ることもできず、進むこともできない。

「……あたし……、いつからこんな意気地なしになったのよ……」

 白昼の陽射しの中に、呟きは溶けていった。



 聞き慣れたバイクの爆音に、駿河は顔を上げた。

「先輩っ、あれ賀嶋さんのバイクですよ!」

 学園長室の窓から見下ろし、隠岐は指を指した。

 よく手入れされたメタリックな輝きを残し、バイクは通用門を抜けてゆく。駆る少年は制服の裾を翻す。

「騎道だ。とすると、キーを渡したのは彩子か」

「一体どこに?」

「決まってるな。あいつは、ターゲットを掴んだんだ」

 歯噛みしても意味はない。駿河は騎道に対する恨みつらみをすべて、次の行動に叩き込むことに決めた。

「隠岐。エージェントのポケコンとお前のパソコンをリンクさせて待機だ」

 脱ぎ捨てていた制服を取り上げて、駿河はドアに向かった。隠岐は慌てて後を追う。

「茨子夫人に泣き付くんですか? 先輩、気が進まないんでしょう?」

 まったく素直に、隠岐克馬は図星を突いてくれる。

「今度ばかりは我慢する。んなこと言ってる場合じゃないからな」

 渋い顔をする。一人息子として、良妻賢母に加えて社会的地位も確立している完璧な母親には、駿河は頭があがらない立場だった。

「そーこなくっちゃ。嬉しーなぁ。駿河茨子探偵事務所のスペシャリストを総動員させられるなんて。先輩についてきた甲斐あったなぁ」

 隠岐は鬼の首でも取ったように浮かれている。無理もない。駿河が初め当てにしていた情報屋たちとは、格もランクも掛け離れたエリート捜査集団を手足に使えるのだ。

「でも、ここ、どーします?」

 はたと、隠岐は立ち止まった。

「代行の許可無しじゃ誰も来ない。初めから、誰も来るわけなかつたのさ。揃って一杯食わされたんだよ」

 騎道といい学園長代行といい、この秋の稜明学園には、奇妙な奴らが乗り込んできたものだと、今更だが、駿河は迷惑を感じていた。




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