ご挨拶
AYAです。お越し頂きありがとうございました。
ライオット・ノートⅢ 「五黄壊乱編」開始させて戴きます。
この三巻目は、長編の『ビッグ・ブラザー』と、インターミッションを挟んで、短いお話し『プリズム』の二作品で構成されています。
具体的には、ビッグ・ブラザーが『R・N』の三巻分の完結話に当たります。プリズムは、公開後のお楽しみ、ということでここではご説明を控えます。インターミッションは後書き代わりのご挨拶文です。
三巻までで、物語は一度区切りがつきます。
この『ビッグ・ブラザー』は長いです。『闇クリ』の二倍以上の長さがあります。
タイトル通り、兄貴のお話です。ええ……。
騎道君が、光輝を兄貴のように思っていたことは繰り返し書いてまいりましたが。
『弟』って、もどかしい。兄貴のことが気になって気になって。それは、兄貴の側もそう。なにかと苛めるわりには、久瀬さんも(笑)、騎道のことが気になっていて……。
勿論、どんな兄弟も同じ。血縁がなくてもそれなんだから、血縁があるなら余計に。
……結構な悲劇っぷりに、実は、考えると沈んでしまいます。
『R・N』は、AYAの初めての長編作品でありました。それ以前のものは形として残っていないので、たぶん、他人を意識して形に残すことを目的として努力して書いた最初の物語でしょう。
そうして、この作品の切っ掛け、牽引力となった場面が、この『ビッグ・ブラザー』の中にあります。
あの場面は何? どうしてこうなった? 彼等は誰なんだろう?
そこから、物語が始まりました。
何が彼等をそうさせたのか、問い掛ける中で、少しずつ少しずつ解けてきました。登場人物のどんどん増えていきました。あの場面に至るまでの経緯を、なんとか読者様を引き込もうと、外堀から少しずつ書いてみました。
その瞬間をきちんと描けているのか疑問です。何しろ、ほんとうに未熟な頃の作品ですから。
でも、今でも、はっきりとイメージできます。
皆様にも、見て、立ち会って頂けるとよいのですが。
この作品は、19921230に三冊目の個人同人誌として発行いたしました。
立て続けに三冊出したわけです。おバカですよねぇ。あ。いや、Ⅱが11月でⅢが12月だ。……うーん、やりすぎですわね。今、気付いたわ。
ここに来て、やっと少しは文章もマシになった気がします。……違うかな?
こちらのサイトでの公開の予定は、当初、三ヶ月で二冊分公開でしたが。……足りないかも。
もしかしたら11月に入ってしまうかもです。
ともあれ。
途中からでも、最初からでも。
この物語に、関わってやって頂きたい気持ちです。
見届けてあげて下さい。
『兄貴』と『弟』の生き様と、選択。
あ……。はい……。前の方は長いから面倒で嫌、途中から読みたい、という場合でしたら(笑)。
最低限『闇クリ』の冒頭にあるキャラクターガイドと、『カウント・ダウン』だけは、読んで頂けるとなんとかなる……かな? あははは。
うん。やっぱり相変わらず、下手文章でごめんなさい。くすくす。
更新予定は活動報告にて記しますが、基本的には週二回水曜夜と土曜夜致します。
その他、ぶつぶつはアメブロの「あやっちのにゃこにゃこブログ」にて、語る、かも。
ああ。あと、何か語らねばならないことは無いかしら……。緊張してきた……。
山場じゃあ~。Ⅲで区切り着くんだよ……。そこから先の分の公開予定はまだ考えていないから、ここでお別れになるのさ。
脳が白くなるよぉん。騎道君たち、みんな大丈夫?
あ、大丈夫じゃないのは、アタシ? いや、昔のアタシ、全力頑張ったよね?
出来ない子の範囲で、ちゃんとちゃんと頑張ったよね?
今、初めて書くけど……。百年後でも読める文章、を心がけた……らしいです。笑。
…………。よし。始めるぞ。
それでは。