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閑話及第点  作者: 童君
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プラクティカル・ジョーク

今日は童君が考えたプラクティカル・ジョークをご紹介いたします。




プラクティカル・ジョークが何の事だかわからない人は、



江戸川乱歩の「ペテン師と空気男」を読んでください。




簡単に言えばちょっとしたいたずらの事です。





小説内でのジョークを少し紹介すると、






ある喫茶店に入っていって、2人の男が席に座らずに、壁を調べたりしながら、




「ん~と、ここがトイレの入り口になるわけだな?」


「そうですね。図面だとそうなってますね。」




とか、いかにも工事業者的な感じのやり取りをするわけです。



それを見て、店の人が




「あんた達何やってんだ?」




と聞くわけです。



そしたら2人は、




「私達は依頼されたことをやってるだけだから詳しいことは知らないよ。後から来る責任者に聞いてくれ。」



とか言い、もう1人が



「おい、そろそろ向こうに機材が運ばれてくるはずだ。取りに行こう。」





とか言って、店を出て行くわけです。






もちろん業者も責任者もやっては来ないわけです。




店の人は今のはなんだったのだろう?



と、ポカンとするしかありません。




それを店を出てから想像して、ハハハと笑うわけです。









このような誰にも迷惑をかけないでやるちょっとしたいたずらを童君も考えてみました。







例えば、地下鉄に乗るときのホームへ下りる階段で、




後ろに人がいることを確認して、




「あっ、やべぇっ!!!」




と言って、走って階段を駆け下ります。





そうすると、後ろの人もつられて





「あっ、もう来たのかな?急がなきゃ!」




と思って、走り出すわけです。




しかし、実際に電車は来ていません。




相手は思います


「アレッ?」





ハハーーーーハ(笑)




ひっかかった様子を物陰から観察して楽しみましょう!







もう一つはこの夏オススメです☆



怪談物です。







まず誰か知り合いの小さい男の子を用意します。



出来れば色白の子が望ましいです。



あと、痩せていてあまり健康そうじゃない子ならもっといいです。





その子に毎日同じお店(店内が見渡せる小さい八百屋などがベスト)に通わせて、毎日ちょっとずつ店の中をウロウロさせます。



そして、出来れば同じ商品を毎日見つめさせましょう。



その時毎日同じ服装をさせましょう。



出来ればちょっと古ぼけた、お下がりの服などがベストです。





何日かすれば店のおじさんは怪しみます。




「アレ?何かこの子毎日来てウロウロしてるぞ。それに毎日同じ服だ。なんか変だぞ・・・。」




と考えます。普通の人間なら考えます。





そして、おじさんが話しかけてきたら、ほぼ作戦成功です!




「坊や、毎日来てるけど何してるんだい?何か欲しいものでもあるのかい?」






そしたら男の子にはこう言ってもらいましょう。





「・・・、おじさん僕の事が見えるの?」








・・・・・・(痛快)・・・・・・・・(爽快)・・・・・・・(愉快)・・・・・・・・・!!!







決まったーーーーーーーー!!!




って感じです。






「・・・、おじさん僕の事が見えるの?」



って言った後は、




「えっ・・・、」



っとおじさんが動揺してる隙に、店から逃げましょう。




おじさんに話しかけられても、無視を決め込みましょう。





出来れば近くの角を曲がったところに車を用意しておいて、



男の子が逃げてきたら車に乗せて、



おじさんが男の子が消えたと錯覚するように逃げましょう。






後は、おじさんのその後を想像して笑いましょう!





仮におじさんが



「あれは幽霊だ!」



と思わなかったとしても、問題ありません。




あくまでジョークですから☆


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