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後輩ティータイム  作者: ゆめ
第2章 先輩くんを惚れさせたい
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同級生ちゃんのママ



「あれ、もうこんな時間だ」


 ふと時計を見て見れば、もう夜だ。


 課題はまだぜんぜん写し終っていないが、これはまた家に帰ってからするとしよう。


「あっ、ほんとだ。そろそろお母さん帰ってきちゃうかも」


 別にやましい事はしてない……ので別になつきの両親と遭遇しても問題は無いのだが、会わないに越したことは無いので、早めに帰ろう。



「ただいまー」



「「あ」」

 遅かった………



「こんばんは、お邪魔してます」


 なつきの母、さつきさんが帰ってきたので、玄関に降りて挨拶をする。


「あら!久しぶり律くん!元気してた?」


 相変わらずめちゃくちゃ美人だなぁ………。もうこの作品のメインヒロインこの人でいいんじゃないかな。


「はい。」

「今日はどうしたの?」

「なつきに夏休みの課題を写させてもらいに……」

「あらそうなのね。どう?課題は終わったの?」

「いいえ、全然全く」

「イチャイチャしてるからじゃないの?」

「いえいえ、そんなイチャイチャなんてしませんよ」

「なんでしてないの?」

「え?」

「なんでイチャイチャしてないの!?高校生なんて勉強ほったらかしにしてヤリまくりじゃないの⁉」

「えぇ………」


 親としてその発言はどうなんですかね……


「もういい、律くん。今晩は泊っていきなさい。ちょうどお父さんも出張で帰ってこないし」

「「え⁉」」


 突然のさつきさんの発言に、驚愕する俺となつき。


「そしてイチャイチャしなさい!アンタたち付き合ってるんでしょ?」

「ん?」


 さつきさん、俺となつきが別れたこと知らないの?

 なつきの方を見ると……


「ごめん……いいずらくて………」


 あぁ、なるほど。

 しかしお泊りかぁ………


「大丈夫。今晩は私も沙紀もなつきの部屋には入らないようにするから!」

「おかあさん!そんな急にお泊りなんて無理だよ!」


 ここで、恥ずかしさで耐え切れなくなったなつきが仲裁に入る。


「律だって迷惑でしょ!それに明日は学校だから着替えだって……」

「どうなの?律くん」


 決定権は俺にあるようだ。

 俺は、自信満々に答えた。


「大丈夫です!家には今連絡入れました!それに着替えは持ってきてます!」


 最初から泊る気満々でした。はい。



次回より、『ドキドキ★お泊まり編』になります

あおちゃんの登場はしばしお待ちを〜



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