同級生ちゃんと爆乳ちゃん、実は姉妹
「ふぃー」
お通夜のような空気を抜け、服をちゃんと着て戻ってきたなつきに家に招いてもらう。
なつきの家に来るのはかなり久しぶりだ。
久しぶりのリビングに入ると………
「お姉ちゃんーアイスぅー」
そこには、だらけ過ぎてもはや溶けている沙紀ちゃんがいた。
服はキャミソールにパンツのみ。ソファーでぐったりをしながら扇風機にあたっている。
「お姉ちゃぁぁん。アイス食べたぁぁい………ん⁉お兄さん⁉」
あっ、反応はまどかと同じなんですね。
………ん?沙紀ちゃん⁉
「え?何で沙紀ちゃんがここに……」
「私のセリフなんですけど………って、見ないでください!」
今更自分の格好に気が付き、隠す沙紀。しかしもう遅い。君の圧力でぐにぃぃと変形した巨乳も、今日のパンツ、エメラルドグリーンは完璧にとらえた。
はっ!はっ!は!これだけでも暑い中なつきの家に来ただけの事はある。
「なんでって………妹だからだけど」
なつきの言葉に何となく納得する。
今まで沙紀ちゃんの苗字を覚えてなかったので疑問に思わなあったが、たしか沙紀ちゃんも「山本」だった気がする。
なつきの家に来るときは、家族が何らかの用事でいない時だったので、沙紀とはこの家で会うはずもない。
ちなみに、なつきの母が突然家に帰ってきた時は心臓が止まるかと思った。今では普通にメル友だけれども。
黒髪、白い肌。
それに、この巨乳………
「なるほど姉妹だわ」
「「今どこ見て納得した(んですか)」」
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