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後輩ティータイム  作者: ゆめ
第2章 先輩くんを惚れさせたい
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前髪ちゃんとデート


「あちい……」


 照りつける太陽に嫌味を言いながらも、てくてくと歩く。


 先日、妹の凛に添い寝をしてもらって以来、どうにも機嫌が悪いのか目を合わせてくれないので、コンビニでちょっと高いアイスを買って行って、ご機嫌を取ろうとしている。


 そんなコンビニに行く途中なのだが、


「あれ?」


 そこには、まどかがいた。


「なんでまどかがここに?」


 ここは学校から電車で一時間半ほど離れた場所にあるので、普通まどかが来る場所ではない。


「家出」

「は?」

「六時間だけね」

「それただのお出かけじゃね?」

「だねぇ……」


 落ち着いて話してみれば、ここの近くの大きなショッピングモール行く途中らしい。


「暑いから家連れてってよー」

「やだ」

「じゃあデートしよ」

「なんでそうなる………」

「嫌なの?」

「めっちゃうれしいけど………」

「うれしいんかい」


 当たり前だろう。


 こんなかわいい子とデートに行けるんだ、うれしくないわけがないだろう。


「じゃあ、今日は付き合ってもらうからね」


 こうして、臨時デートは始まった。


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