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後輩ティータイム  作者: ゆめ
第1章 先輩くんは振り回される
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後輩ちゃんと先輩くん、学校にて

学校での律とあおの関係について書きました。


 おまけエピソード


学校でのあおと律。


 律が廊下をあるいていると、正面からあおが向かってくる。


 今日は日直なのか、プリントの束を持っていた。


 空いた窓から、強い風が吹き、あおの手のプリントを飛ばす。


 何ともベタな展開だ。


 この廊下で一番近くにいるのは俺、まぁ仕方ないだろう。


 俺は片膝をつき、プリントを拾いながら、

「手伝うよ、一ノ瀬さん。」

 と、話しかける。


 するとあおも、

「ありがとうございます。渡辺先輩。」 


 2人の距離感はまるで他人。


 結局、プリントを全て取り終えるまで、会話は無かった。


 「ごめんなさい渡辺先輩。拾うの手伝って貰っちゃって。」


 特に取り決めを決めたわけではないが、なつめとあおの中で、『2人きりの時以外では、他人のフリをする』というルールが暗黙の了解でできていた。


 一応あおは入学して二か月で、既に学校のアイドルなので、俺みたいなやつと仲良く話していると、俺が何か言われそうで面倒臭い。


 あお自身も、「秘密の関係みたいでドキドキしますね!」と言っていた。


「んや、大丈夫だよ。風強いから気をつけてね。」


 あおの言葉に、短く返事してから、すぐさまその場を立ち去る。


 あおもそれ以上は何も言わずにスタスタと廊下を再び歩き始めた。


今回はおまけみたいな感じでした。

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