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後輩ティータイム  作者: ゆめ
後輩ちゃんとイチャラブラブ♡
216/216

後輩ちゃんにはしたくなるよね

「あー、彼女ほしー」

「は?」


 べしッ。


 休憩時間、ふとつぶやいた言葉に反応し、あおは俺に手刀をかます。


「こらこら、私という超絶カワイイ彼女がいるでしょうが」

「あ、忘れてた」

「別れましょ」

「そうだな。いままでありがとう」

「そんなぁ!ごめんなさい!嘘です別れたくないです!大好きですっ!!」

「なんなんだよこいつ……」


 とまぁこんな感じで今日もあおは元気である。


 ミルクティーをすすり、あおは俺に尋ねる。


「先輩、ムラムラしてるんですか?」


 おもむろにそう尋ねるあおに、俺は?が浮かぶ。


「なんで?」

「だって彼女が欲しいって言ったじゃないですか?それって、ムラムラしてるってことですよね?」

「なんでそうなるんだよ……」

「だって、彼女なんて男の人にとってはオナホみたいなものでしょう?やっぱり、私がそういうことさせてあげてないから……」

「お前の脳内が怖えよ……」


 間違っているようで間違っていない事実に、俺は失笑が浮かぶ。


 だがしかし、ここは彼氏として彼女をちゃんと安心させてあげるべきだろう。


「今のは口癖みたいなものだよ。俺はあおで満足だよ」

「ならいいですけど……」


 不服そうに、あおは自分を納得させる。


 しかし、俺はそれでは終わらない。ムラムラしているのは事実なのだ。


「まぁ、エッチなことはしたいけどなぁ・・・」

「うぅ……」


 俺がそういうと、あおは顔を赤くしてうつむいて、そして小さく答える。


「……ですよ」

「え?」

「いい……ですよ」


 え?まじで?

 やったぜ。


「ここでやろう今すぐやろう!」

「え!?ここでですか!?」

「場所なんて関係ねぇ!俺の心は限界だ!!」


 俺はそう宣言し、あおの肩をがしっとつかむ。


 そして、顔を近づけ、キスをしようとする。


「え?え?え?!」


 あおは顔を真っ赤にして戸惑っているものの、目を閉じ、俺のキスに応じようとする。


 怖そうに、不安そうに、そして期待しているようなあおの表情。


 あ、デコピンしたい。


「あお……」

「せんぱい……」


 俺とあおは顔を近づけ………



「痛っ!!!」


 デコピンした。


したくなるよね

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