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後輩ティータイム  作者: ゆめ
第1章 先輩くんは振り回される
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後輩ちゃんは学校のアイドル


「先輩今日遅かったですね」


買いたてのミルクティーにストローを差し込みながら、あおは言う。


「あぁ、鈴木に呼び出されてた。課題出してなくってさ。」

「えぇ、鈴木先生女子にはめちゃくちゃ優しいですよ。」

「あーあいつセクハラしまくりだからな。」


先生の悪口を言いながら俺ミルクティーを購入し、ストローを刺す。


「そーだ先輩!私また告られたんですよ!すごくないですか?もう3人目ですよ!」


突然ムカつくことを元気に言い出すあお。


そう、あおはモテるのだ。


顔は美人というよりはかわいい。

大きな目に、小さな鼻と口。

真っ白な肌。

艶やかな黒髪をポニーテールに結っていて、動くたびにいちいち髪がぴょんぴょん揺れる。

身長は155センチ程度、細身で華奢な身体という表現がよく似合うが、出るところはしっかり出て、引っ込むところはしっかり引っ込むといった、ついこの前まで中学生だったとは思えないプロポーションだ。

動き回れはシャンプーとシーブリーズのいい匂いがするし、性格も明るくて話しかけやすい。


毎日素人ながらもバスケットボール部を頑張っている姿に、惚れてしまう男がいるのも納得だ。


漫画とかにいるヒロインを手が届かない女神だとするなら、蒼は学校に1人はいそうなアイドルだ。


「何でこんなちんちくりんがモテるのやら…。」


皮肉を込めて小さな声で言ってやる。


「もー!ちんちくりんじゃないっていつも言ってるじゃないですか!」


そう言って元気に反応してくる姿はたしかにかわいい。


「あーもう今日お前うるさすぎ。なんかいいことあったの?」


今日はいつにも増して蒼の機嫌がいいので、たずねてみる。


するとあおは少し考えて、


「んー、あー、そうですね。…先輩に会えたから?」


あぁ。たしかにこいつモテるわ。あざといけど。

こんばんは。

引き続き頑張って行きたいと思います。

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