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詩集 「chanteuse」  作者: 月見里 星維
4/21

Shine is Lost to the Farewell Moon

光が消えた。

僕らは、しるべを失い

昏い闇の先を見つめていた。

今、僕らが

どこにいるのかも、どこへ向かうのかも

どこから来たのかさえ、

見失ってしまった。


Pie in the Sky....

灯火はもう二度と燈らない。

In a Blue Moon....

僕らは、真実の闇の中で

生きてゆく。


Reach for the Stars; Cry for the Moon....

望めば儚く消えてしまう。

Bay at the Moon....

哀しい叫びが、

夜の虚空にこだまする。


In the Watches of the Night....

空を見上げて、想いを翔けても

Pass as like a Watch in the Night....

聖なる路を歩もうとしても

Under Screen of Night....

悪しきものが、

息を殺して待っている。


Be like a Dreams Comes True....

現実と幻想の狭間で、久遠の絆を探してる。


Hitch Our Wagon to the Stars....

だけど、きっと叶わない。


だから、僕らは


Dark as Pitch....

絶望の世界の中で、懸命に

Walk in the Light....

救われることを願ってる。


もう、遅いのかもしれない。

夢に憬れるのは、光を失った今だから

もう、遙か悠いのかもしれない。


僕らは、未来を失った。

だから、今

過去と現在のあいだで

離別の月の耀きに、惑わされている。

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