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詩集 「chanteuse」  作者: 月見里 星維
10/21

笑ったり泣いたり ユメ語ってみたり

並んで手を繋いで アイ告げてみたり

そんなフツウの毎日を キミと歩んでみたい


たとえば まだ決まらない未来の

ヒカリ見えない明日の

起こることも分からない 一歩先

踏み出すのは ちょっと怖い


どうして 人間ひとは争いながら生きるの?

守るべき人が哀しむことも知らずに


今すぐに この大空を越えてゆきたい

翔べる翼がなくても

抱きしめるこの手を持って

傷ついたキミのもとへ


悩んだり怒ったり 少しケンカしてみたり

寝転んで瞳閉じて 互い想い合ったり

そんなフツウの毎日を キミと歩いてゆきたい


たとえば まだ知らない未来の

日々 過ぎゆく時間の

照らされてもない道程みちの 暗闇

踏み出すのは ちょっと怖い


どうして 人間ひとは戦いに進んでゆくの?

愛すべき人を失うことも知らずに


今すぐに この海原を越えてゆきたい

泳げるひれがなくても

歩みよる優しさを持って

傷ついたキミのもとへ


どうして 人間ひとは争い傷つけあうの?

恋しき人や世界が変わることも知らずに


今すぐに この虹の橋を越えてゆきたい

たとえ 誰かに止められても

隔てる境界線だけ壊して

傷ついたキミのもとへ


今すぐに この大地を越えてゆきたい

永遠とわに離れていても

通わせる心 いだいて

傷ついたキミのもとへ


愛すべきキミのもとへ

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