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Grauen Welt  作者: 桜忠丸
9/63

祝勝会?

主人公若干キャラ崩壊してるかも……


「喰らえ!妖刀:喰肉!」

「その程度の攻撃、かわす必要もない……。んなっ」

「どうした?体力ゲージが減っていくよ?」

「くそっ。吸収攻撃か!…だが、それならそれでやりようはある!」

さすがは闘神。

すぐに適切な対応にしてきた。

だけど、まだ全力じゃないよ?


「【着装:死神の護服】」


さらに服が死神のものに変わっていく。

「怨念よ!我が刀に力を与え、全ての物に平等な死を与えよ!」

振り下ろす。


避ける。

やはりこのままではあたらないか。

ならば…。

「大地に眠る水流よ!地表に出できて敵を戒めよ!アイスケイジ!」

「なっ!くそっ!…火の精よ!我が周りを暖め、戒めを溶かせ!」

「おせぇよ!」


振り下ろす。


当たる。


ただそれだけでマーツの体力ゲージは空になった。


【戦闘不能:Marz】


終わった……。


遠くから駆けてくるヘイルの足音を聞きながらユウの意識はゆっくりとおちていった。



……ここはどこだ?

「主役のお目覚めだぜ、ヘイル」

「わ、私に言うな、マーツ!」

「かたいこと言わなくてもいいでしょ。ねぇ、マーツ?」

「そうだな、アークちゃん。」

「だぁぁ!うるさいわぁ!ゆっくり寝させろ!」

「やだよ、ユウ。騒げないじゃん?」

「黙れ、マーツ!今日はこのまま帰らせろよ、疲れてんだよ!」

「却下。あまりそんなこといってっと禿げるぞ?」

「禿げるかぁ!もういい。僕はログアウトする!じゃあな。ヘイル、とりあえず、明日は日曜日だし、14:00からまたここでな。そんじゃ」


―世界が暗転する。


目を開けると、見慣れた天井が。

間違いなく、僕の部屋だ。


にしても、信じられねぇ。

人が寝てるとこで騒ぐとか。

時計はすでに午後10時を指している。


「…寝よう」


再び悠人の意識は暗闇に潜っていった。

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