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Grauen Welt  作者: 桜忠丸
58/63

決着

次回で大会は

うん

大会は終わり



お互いに、下がる。

投げられた投剣を身を捻って躱しながら指示を出す。

「ヘイル!マーツのところに行って!!」

着地、せずに下に鎌を突き出す。

石柄に足を乗せ、跳躍。


追撃してくる追尾投剣(ホーミングピック)を【妖刀:喰肉】で払う。


そして、光剣の電源を入れる。

「邪魔だぁ!!」

突如、僕のいる方向とは見当違いの方向に投槍を投げる。

そこにいる、いや、いたのは

騎士が二人、だった。

「「は?」」

思考が止まる。

しかし、体は動く。

光剣を正眼に構え、妖刀を逆手に持ち直す。

妖刀を鞘に収め、近付く。

逆手に握ったまま。

そして、激突。



光剣のバッテリーを的確に短剣で斬られる。


逆手、添い手無の居合いを放つ。

【刀】スキルの【幻居合い:流】である。


しかし、彼女の左手には、いつの間にか二本の投剣が指の間に、短剣が逆手に握られていた。


居合いを流され、投剣が打ち出される。

身を捻り、踏ん張り、業を出す。

【刀】スキル最上位、【半月なかばつき

柄尻を向けた状態から穿つ突き技。

それも、届かない。

【短剣】スキルの【舞柳納苦】により後ろに回られた。

光剣を持つ手を必死に動かす。

【刀】スキル最下位技【柄殴り】

しかし、彼女の短剣の方が早い。

諦めた。

使わないで終わりたかったが。


背中に短剣の感触。

HPが減っていく。

そして、一割を切った瞬間、呟く。

「『移し鏡』」





勝敗は、決した。

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