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Grauen Welt  作者: 桜忠丸
54/63

軽薄飄々にしてその実拳性実剛

パーティー1のお調子者と剣士の戦いです



一応元《旧家》の力関係としては

ユウ〉〉〉マーツ〉〉グローリー〉〉〉〉越えられない何か〉〉〉〉ルイ

です。


ただ今だと恐らく

ルイ=マーツ

レベルなので一番弱いのが彼女になります



剣閃が迅る。

拳が遮る。


拳が唸る。

身を捻って躱す。


足が撃ち出される。

盾で防ぐ。



「このっ!鬱陶しい!!」

目の前にいる彼女、グローリーはヒステリックに叫ぶ。

「そんな叫ぶと美人が台無しだぜ?」

それを冷やかす。

「黙れ黙れ黙れぇっ!」

右下から振り上げられる剣を拳を宛てて防ぐ。

その反動で上がった拳が緋色に絢爛と輝く。

「らぁっ!」

【体術】スキルの技、【属突き】だ。

彼女は咄嗟に身を捻り、直撃を防ぐ。

拳は手刀になって横に凪がれた。

【体術】スキルの技、【首刈り】と【練舞・転】である。

それは的確に彼女の首を狙い、しかし盾に阻まれた。

突き出される剣。

同時に出た足刀が剣に当たる。

連動して戻された右手を貫手にして突く。

左手が拳の形で追従する。

右、左の順に上方向に泳いだ彼女の剣、腹をそれぞれ強打する。

「カハッ!」

まだだ、まだおわらんよ!!

突き出した手首を基点に彼女の上をバク転。

相手の頭を肘鉄で殴る。

同時に相手の股の間に脚を入れ、動きを阻害。

その脚を基点に周り、膝を脇腹に当てる。

衝撃で浮いた脚を持ち、片手で地面に投げ、地を蹴る。

空中の敵に正拳をぶつける。

上方向に飛んでいく敵の腹、先の左手が当たった場所から光の糸が伸びる。

【捕似蜘蛛】と呼ばれる技だ。

その糸を引っ張り、しかし手を離し、後ろに跳躍。

直後、先程までいた場所に魔法が突き刺さる。

「油断も隙も好きもないってか」

苦笑しながら下がる。

拳士と剣獅の戦いは終わらない。

力関係の結果です



次はアークとヘイル対旧家連中になるよていです

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