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Grauen Welt  作者: 桜忠丸
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機転と横槍

爆音が聞こえた。


ものすごくいやな予感が…。



「やべっ。ここが崖の上だってこと忘れてた」

森山ステージの特徴の一つ、崖がある、このことを失念してた。


……とりあえず、逃げよ。


あの馬鹿は何を考えているんだ。

死ぬだろ!


それにしても……なぜ、こいつは動揺しない?

まるでわかっていたかのように


……ただ、笑う。

「何がおかしい!」

「いや、ここは戦い辛いからな。わざわざ場所を変えさせてくれて嬉しいのさ。」


そして、剣を振り回しながら移動する。


そして、ついたのは小川。


足場が不安定な岩がゴロゴロしている。

「ほら、いくぞ?」


――さっきよりも強い!?

苦戦しているみたいだな。

助けるべきかなぁ。

でも多分、怒るよなぁ。

そこまで考えて、気付く。

「あれ、あいつ……JPNランク二位の男っぽいな。……念には念を、だな。真剣勝負の所、悪いが……。」

紡ぎだされるのは魔法の解放序詞。

「世の理を説き伏し、世に穿つは凍りし雨水。狙いし岩を打ち砕け!アイスシュート!」


そして、狙う。



……当たれ!

目の前の光景に、意識がホワイトアウトしかけた。


いきなり目の前の男が落ちた。


そして、撃ち抜かれた。


やったのは間違いない、ユウだ。


でも、一体、何故?



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