勉強会?いいえ、模写です
10,000PVありがとうございますm(__)m
二次創作と違って安定してます
これからも、どうかよろしくお願いします(-人-)
「クァ……ァ…」
欠伸をしながら下に降りる。
今日も、いつも通りに10時に入ればいいかな。
「悠人、おはよう」
「おはよう、母さん」
朝の挨拶を交わして、洗面所に向かう。
そして、顔を洗って、リビングへ。
「よ、悠人」
「おはよう、燈真………燈真?!」
「どうした?早く食べないと冷めるぞ?」
「あ、あぁ」
取り敢えず席につき、パンを頬張る。
「そえで、とうわはなんへいるほ?」
「食べてから話せよ。何言ってんだ?」
笑いながら、燈真も口いっぱいに野菜を詰め込む。
「んくっ。それで、燈真は何でいるの?」
「燈真君、悠人に会いに来たんだって」
答えたのは母さんだった。
「来るのはいいけど、こんな朝早くに来なくてもいいじゃないか」
「なんとなく来たくなったから」ふざけたことを抜かしやがった。
「てか、課題を見せてもらいたいし。今日はちょっと昼から夜は用事があるから」
この野郎、どうしてやろうか。
「いいじゃない。もう終わってるんでしょ?」
「いやいや母さん、そう言う問題じゃないでしょ」
朝飯を平らげ、部屋に向かう。
「漁るなよ、なんもでてこないから」
「わぁってるよ」
そんな会話のあと、部屋に入れる。
「うわっ、綺麗。女子の部屋かよ」
「お前の部屋が汚すぎるんだよ」
苦笑しながら、勉強道具を取り出す。
「ほら、終わってるのは国語と生物だけだよ、まだ」
そう言って、数学の課題に取り組む。
「サンキュ。助かるわ」
燈真も課題を写しはじめる。
「そういえば燈真、今日の用事って何なの?」
「あぁ、ゲームで友達と会おうと思って。いつも遅くなって怒られるからさ」
「へぇ。燈真らしいな」
苦笑しながら相槌を打つ。
「なんだよ、それ」
「時間にルーズなんじゃないの?」
「違うし!片付けが出来ないだけだし!」
「むしろそっちのが燈真らしいな」
雑談をしながらダラダラと課題を終わらせる。
9時30分ごろに燈真が課題の写しを終わらせて、慌ただしく帰っていった。
結局、数学の課題は終わらなかった。
「また明日、か。あいつは明日も来る気か?」
そんなことを考えながら《ダイバー》を起動させる。
敗者復活戦日本大会まであと2日。
「今日もまたポイント稼ぎ、だろうな」
ある意味で、一日が始まった。




