お正月
「よっ巳亜!」
そう言って俺の背中をバシバシ叩くこいつは馬琴。俺の次の年を司る馬の神使だ。
「今日も辛気臭い面してどうしたぁ!年に一回俺様に会える唯一の日なんだぞぉ?久しぶりの恋人との逢瀬を楽しもうやぁ」
そう言ってニヤニヤしながら腰に手を回してくる。
「オマエ唯一とか言ってるけどなぁ!いつも書類滞納させて手伝えって呼び出してくるんだからぜんっぜん唯一じゃねえだろ!」
そうこいつはすぐに書類仕事をサボり、俺に迷惑をかけるクソ野郎なのだ。
「オマエが呼び出すせいで俺は休めてないんだよ!そろそろ一人でやってく、、、、れ、、、、、」
まずい視界が揺らぐ。これもこの馬鹿が仕事しないからだ、、、、、
ん、温かい、、、
「うおっ、おきたか、?(小声)」
これは、、、、ああ馬琴の膝枕か、、、、。
「起きてない、まだ、寝る、、、」
数分後
ふう、そろそろ体調もましになった。
「おい馬琴、、、、っていない、、、」
「おっ今度は起きたな!ってなに泣いてんだ!?ちょ、なんかやな夢でも見たのか!?ってうおっ」
俺は馬琴に飛び乗る
「おきたらオマエがいなかったから、、ちょっと、、、、、、寂しかっただけだ(ボソッ)」
「・・・・」
馬琴が黙り込んでしまった。流石に年上の男がこんな事を言うのはキモかっただろうか、、、
「す、すまな、、」
「何だよそれ、激カワかよ!?しかもなにこの体制、、、俺に馬乗りになって、、、
誘ってんの?」
「え、いや、、ちがっ、、、ちょっ、話を聞けよぉ、、///」
数時間後
「ばがや”ろ”う”、、、、お”ま”え、加”減くら”いしろ”よ”ぉ”、、、、、」
「すまんて、つい可愛かったからよぉ、、、」
「まぁいい、今年はあまり書類溜め込むんじゃないぞ」
「は〜い(まぁ別に巳亜に会いたいだけで書類に苦労はしてないんだけどな)」




