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65話:神域の作者、判明

「こ、これは…神…域?」

 蒼空達がついた場所にはなんと、神域と思われるものがあった。

「この魔力…。確かに神域だ。だが、あの世界の神域よりも魔力が濃い…」

「こんな魔力の濃さ、見たことないぞ」

 この濃さのレベルを持つ人なんて、前世を含めても「前世」の俺ぐらいしか見たことないぞ。

 …ん?前世の俺?

「なぁ、世界王。この魔力に見覚えってあるか?」

「ふむ、確かに見たことがある魔力だな」

「やはりか…」

 神域の作者の答えはほぼ出た。つまりあとはどうやって確かめるかだ。

 …なるほど。この時代の神域はまだ作りたてだ。つまり、魔力はしっかりと残っている。

 そして前世の俺が戦うためだけに作ったこの「魔力体」の魔法を使えば、神域の作者がわかる。

 ちなみに「魔力体」の効果は、魔力にこの魔法をかけることで、その魔力から持ち主の体と全く同じものを作り出すことができるというものだ。

 これを開発した理由は、自分と戦えばさらに強くなれるのでは?と考えたからだ。

 まぁ、何も変わらなかったのだがな。

「世界王。神域の作者を知りたいか?」

「あぁ、あの神域がなければ世界は滅んでいただろうからな」

「じゃあ、行くぞ。この神域を対象とし…『魔力体』」

 魔法を発動すると、目の前に魔力の粒子が集まり、1人の魔法使いを作り出した。

 その魔法使いの名前は…「新保蒼空」。前世の俺だ。

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