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52話:出れない洞窟

アルとともにグリスの方へ向かっている途中、縦にも横にも続いている山に出会った。

「これはどうすればいいんだ?」

「そうですね。あ〜山を破壊しながら進めばいいんじゃないんですか?それか上に飛びまくるか。」

「どちらもむずそうだな。なら洞窟でも見つけて普通に通るか。じゃあ探すぞ。」

「わかりました。」

25分後・・・

「見つかったぞ。しかも結構長そうな。じゃあ行くか!」

蒼空とアルは洞窟に入っていった。この洞窟がハズレだとも知らずに。

・・・

洞窟に入ってみると中は、薄暗くて、蜘蛛の巣が張っている。更に天井から伸びている鍾乳石からは水がたれている。

「こりゃ魔族の一人ぐらい隠れていそうだな。じゃあ『探知サーチ』を一回かけといて、見てみるけどいなさそうだな。となると魔力を隠してんのか、普通にいないだな。じゃあ行ってみて、その後、壁破壊するか。」

俺はそう言って洞窟の奥に進んでいった。

30分後・・・

「あちゃ〜、誰もいなかったか。」

蒼空とアルが入った洞窟は、誰もいなかった。

「じゃあ壁破壊ですね。じゃあ私は最大火力『フレイム』でいいですか?」

「まぁいいけど。でも俺を巻き込むなよ?」

「わかりました。ではいきます!」

ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァン

「ゲホッ、どうなった?って無傷じゃないか。どうなってんだ?確かにアルは最大火力のはずだったが。まぁしょうがない『転移』でグリスの方に飛ぶか。」

「なっ!そんなことができるなら先に言ってくださいよ。そしたらこんなことしなくてよかったのに。」

「まぁまぁ俺も今思い出したんだから。」

「じゃあいきましょう!」

俺が「転移」を起動しようとすると、なにかの圧が俺に襲いかかってきた。

「何だこれは。しかも『転移』が発動しない。」

「じゃあ入口に戻りましょう。」

30分後・・・

「あれ?入口ってここのはずですよね。なのに何も無いんですけど。あっ、あそこに光が。」

俺はその光の方に行ってみると、その光は消えた。そして光は別なところでまた光っている。

「これは、洞窟が動いてるのか?確かそんなことをできる魔物が居た気がすしたが未だに見たことが無くて、よく知らないんだ。てかここから出れないってことか今は。じゃあどうするか。」

「そうですね。とりあえず案を出しまくってそこで脱出方法を探しましょう。」

「そうだな。」

蒼空とアルはそう言って、互いに脱出方法を探し出した。

おはよう、こんにちは、こんばんは。

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