4話:冒険者ギルド
「眼の色を変える方法なんてそんな簡単にできるとは思わないが可能性がゼロじゃない限りは探すしか無い。」
俺はそう言って歩き出した。
歩くこと15分・・・
洋服店を俺は見つけたので、中にはいった。がすぐに出た。その理由は金が無いからだ。
「何をするにも金・・・か。世の中不便だな。」
俺は金を手に入れるため、冒険者ギルドに向かった。
向かうこと15分・・・
「ここが冒険者ギルドか・・・。想像より数倍でかいな。」
俺の前には冒険者ギルドがある。なので扉を開け、入ってみると思っていたのと違い全然人がいなく、静かだった。だから誰にもぶつからず受付に向かえた。
「すみませんが冒険者登録をしたいのですが。」
「わかりました。ではこの水晶玉の上に手をおいてください。」
俺は言われたとおりに置いてみると、水晶玉は黒く光った。
「えっ?あなた黒眼ですか?って思ったけど眼を見る限りには白ですね。カラコンしてます?」
俺は一瞬何を言っているかわからなかったが自分が「白眼」だと思われていないのでとりあえず「はい。」と答えた。
「なるほど。ではこれを渡しますのでなくさないでください。なくしたら冒険者ギルドに登録されていないとみなされますから。」
と受付嬢から一枚のカードを貰った。そのカードにはこう書かれていた。
★ ★ ★
Lv:1
眼色:黒
登録所:ガルス冒険者ギルド
ランク:F
★ ★ ★
「なるほど。この冒険者ギルドって『ガルス』っていうんだ。」
俺はもらったカードを内ポケットに入れ、受付嬢にクエストの依頼を頼んだ。
「俺にクエストをやらせてくれ。」と。