46話:魔族が関わる理由とは・・・?
魔族がこの件に関わっているのならば、何の理由があってのことなのか。ドルタの封印解除が目的なら前世の俺を逃がす必要はないと思う。ならなぜ魔族が関わるのか。その理由をどうにかして探るため、アルとグリスに頼むため、通信魔法を起動した。
「アルとグリス。聞こえるか?」
『なんか聞こえますね。』
《この声は蒼空じゃないか?で、聞こえるぞ。》
「二人にお願いがある。このドルタ封印解除と前世の俺を逃がすことについて魔族が関わっている可能性がある。だからどの魔族が関わっているのか。何の目的で行っているのかを調べてほしい。大暴走からは抜けていい。今からある程度の結界を街に張る。それで少しは防げるだろう。」
《わかった。調べ終わったらそっちに行く。》
「頼んだ。」
俺は通信魔法を切り、街に超巨大結界を軽く掛けた。ちなみに威力はCランクぐらいの魔物を即死させるほどだ。ドルタには効かないので街に向かわないよう俺がなんとかしないといけない。
「さてドルタをどうするか。動きを遅くする。物理攻撃をしてみる。あとは・・・封印術を今から編み出す。とかか。とりあえず物理攻撃をしてみる。」
ドルタに俺は近づいて剣で殴ってみる。すると剣がボロボロと砕けていった。
「これは、ドルタ自身のスキルでも無いし、結界の効果でもなさそう。なにせドルタ自身に剣はあたっていたはず。つまりドルタ自身のスキルではなく、ドルタの特性みたいなものか?これに関しては。例えば物理無効的な。」
俺はその特性を試すため、近くの石を投げつけてみると先程の剣と同じようにボロボロと砕けていった。
「こりゃ特性だな。ってことは物理無効。魔法無効。どうしたらいいんじゃ?」
「これは魔法も物理も効かないのなら攻撃を跳ね返せばいいのでは無いのでしょうか。」
蒼空の後ろから突然声が聞こえた。
「誰?」
俺は振り返ってみると、一人の少女が立っていた。
「申し遅れました。私はとあるパーティーから少し脱走してきた冒険者でございます。以後お見知りおきを。」
「これはご丁寧にどうも。では俺も。俺はこのドルガ・リータ(略ドルタ)を封印したものの誰かに解かれた冒険者でございます。」
「はぁ。あのレベルの魔物を封印したんですか。すごいですね。その封印を解いた誰かというのはまだわかっていないようですね。ところで残りの2匹はどこにいるんでしょうか。」
今の発言は俺にとって意外というか驚きだった。なにせアルとグリスのことは誰にも言っていないし、さっきの魔法を聞かれていたとしてもどちらも龍ということは言っていない。そして少女の言った匹というのは龍のことを指す。
「それはともかくさっきの跳ね返すとは?」
「あぁ魔法が効かないとしても相手は自分の攻撃すら消すことは無いと思うので撃ってきた攻撃を跳ね返せばその結界を通り抜けることができるのではないか。と思いまして。まぁ実際に試したことは無いですが。」
今それを試してみる価値はあるが、失敗したときの代償がかなり大きい。まず、攻撃にもよるが威力によっては俺は死ぬし、ガルスまで攻撃の余波が届くかもしれない。次にそれで成功したとしても結果防がれたら魔力を使っただけで無意味になる。だからリスクはあるけどもそれに賭け、成功したらドルタ討伐に一歩前進できる。
「じゃあやってみよう。」
皆さんおはよう。こんにちは。こんばんは。
久々(一週間ぶり)の投稿でございます。なんかね少女が出てきましたが蒼空はロリコンではありませんので。ロリコンとか言ったやつ誰だ?
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