45話:ドルタ戦
俺がドルタに「覇王」を唱えるとパシッという音が鳴った。
「まさか『覇王』を防いだと言うのか。ハハッ。バケモンだな。」
俺はドルタにいろいろな魔法を撃ってみるが全て防がれている。
「精神系はどうなるんだ?」
今まで蒼空は攻撃系の魔法しか撃っていないため相手自体に干渉することはしていない。だが精神系になると相手に干渉することになる。つまり防がれる可能性は低いというわけだ。なのでまずいちばん弱い「精神系魔術:心傷発生」を使ってみる。が、先程の音が聞こえ何も起きなかった。
「これは防がれているのか?ただ消されているのでは?」
魔法っていうのは攻撃系はもちろん精神系ですら見えない魔力に術式を乗せ、相手に当てるという方法だからその魔力を消されたらさっきのように何も起きない。
そしてドルタはその現象が何らかの影響で起きているかもしれない。なにせ前世では封印術を掛けれたのだから。
「これは実際に見てみないとわからんな。とりま『鑑定』だけしとくか。」
★ ★ ★
名前:ドルガ・リータ
Lv:不明
危険度:★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★(20)
スキル:なし
★ ★ ★
「星20!?しかもレベルもわからないって。ん?スキルなし。ってことはあの現象は自然によるものか、誰かが故意にやっているのかだな。」
俺は一応ドルタの周りにも「鑑定」をする。そしたらあの霧は魔族の魔力が微量だが感知された。
まさか魔族がこの事件に関わっているのでは・・・。
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