3話:白眼の存在
「ハッ!」
俺は起き上がった。そして周りを見渡すとどこかの家のようだ。
俺がこんな家にいる理由は自分でもわからない。だがついさっき街を見つけたと思ったら気が遠くなったことは覚えている。でも気が遠くなったところはこんな家の中じゃなくて丘らへんだったはず。なのに家にいる。今わかっていることから考えられるとしたら誰かが俺をこの場所まで運んでくれたということだ。
「まぁ運んでくれたことは嬉しいがもう行かないといけないな。なにせ俺ですら知らない『白眼』なのだから。」
俺はそう言ってベッドの横にあった自分の荷物を持って、部屋を出た。
家を出て、30分後・・・
この家に見たことのない眼の人がいるんです。という声が聞こえた。俺は声が聞こえた方に歩いていくと俺がさっきまでいた家だった。
危ない。まさか眼の色を見られていたなんて。と俺は思ってしまった。そしてこれでわかったことがある。俺の眼、「白眼」は捕まる存在なのだと。なので俺は眼の色を隠す方法を探すことにした。
読んでくれてありがとうございます。
いよいよ3話目です。
自分で書いてて思ったことが一つ。一つの話の文字数が少ないと。