30話:人化できるの・・・お前
やっと30話いきました。おめでと〜。
「誰もいないか・・・。」
蒼空は周りを見渡すが、人の気配はなかった。
「さっきの視線は何だったのでしょうかね。」
そう言ったのは俺の相棒である火炎龍アルバリスことアルだ。
俺とアルが視線について特に深堀りしない。その理由は大暴走にある。
大暴走は一箇所に数万の魔物・魔獣が集合し、そのまま直線上に走ってくることを言う。そして大暴走は数年に一度発生し、その魔物たちの集団が通ったところはほぼ何もなくなっている。木も草も畑も全て。そのせいで生活に数ヶ月困ることがあり、それを防ぐために数年前から大暴走が来るとわかると周りの街から実力がそこそこある冒険者などを集めるのことを始めた。
そして今回の大暴走は、発生まで後2ヶ月ほどある。でも大暴走は発生する時期に近づくごとに魔物たちの強さがどんどん上がっていくのだ。だからついさっきの知らせは戦えないものの安全を確保するものである。それと大暴走に備えるために俺達はさっきの視線を追わない。もし視線を追うとなると時間が掛かるし、強力な敵に襲われるかもしれないからだ。
「てか大暴走って言ってもそんな大げさじゃないけどな。だってただの魔物の群れが襲ってくるだけだろ?それなら結界で防げばいい話じゃん。」
「確かにそうですが、結界をずっと維持するのも難しい上に街全体を覆うほどの大きさに結界がならないんですよ。まぁ極神アーティファクトなら行けるかもですが・・・」
「何だその神々しい名前は。」
俺は極神アーティファクトの名前に驚いた。
「知らないんです?龍会では有名ですが。で、極神アーティファクトっていうのは全ての攻撃を跳ね返す最強の守りである結界のことですよ。それを使っているのはどこにも存在しないというかそんなも神話の存在ですよ。」
「龍のくせに神話について知ってるんだ。」
「そりゃ定期的に人化して街に行ってるんですから。」
・・・
「お前人化できるの?」
「はい。一応。」
「それってその姿で街入れるんじゃないか?だって人なんだろ?」
・・・
「そうですね。やってみましょう。」
アルは早速人化を自分に掛け、人の姿になった。アルの姿は俺とと同じくらいの身長で、だいたい10代後半から20代前半といったところだろう。そして一番いいのは龍とは思えないほどの完成度だ。なにせ龍の証である角と尻尾が無いし、歯も人間と同じだからだ。
「これでいいでしょうか?」
「あぁ。それならバレないだろう。」
そういや「失◯紋の最強賢者」のイ◯スも同じことをしていたような・・・。まぁ無視無視。
「では再び街に行きますか。」
「そうだな。急ぐぞ。」
「はい!」
おはよう、こんにちは、こんばんは。
読んでくれてありがとうございます。
もし、「話が面白い!」、「続きがもっと読みたい」という人はブックマーク登録をお願いします。
もし、ブックマーク登録をしない人は星といいねをお願いします。(ブックマーク登録をしている人もやってほしいです)




