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20話:ドラゴンと遭遇

俺が上を向くとそこにはドラゴンがいた。そして俺の頭の中に声が聞こえた。

《おいそこの人間。お前()私の縄張りを荒らしに来たのか。もしそうなら即刻排除する。》

ドラゴンはそう言って口元に何かをためている。

「あれは・・・『息吹』か?」

俺は「無属性魔術:視力上昇」でドラゴンの口元を観察した。そしてよく見ると、「息吹」と同時に魔力が集まっていることがわかった。

《もう一度聞く。お前は私の縄張りを荒らしに来たのか。》

「ん?そんなわけ無いじゃん。てか前も来てると思うがその時は来なかったな。」

《前にも来た?・・・あぁあの時か。その後に確かデュラハンの反応が無くなったがお前が倒したのか?》

「まぁデュラハンは倒したがお前の部下か?もしそうなら倒したことを謝罪する。」

俺はそう言ってドラゴンに向かって一礼した。

《ん?あいつが私の部下?そんなわけ無い。何ならそれの逆の存在だったぞ。》

逆の存在?・・・あぁなるほど。

「お前が言いたいことはデュラハンはお前を倒しに来たってことか?そういう意味として受け取るが。」

《あぁ。奴は定期的に私のところに来て、私の首を狙ってきた。一番最後に来たときは計4人もいた気がするが。》

「で、俺はお前の縄張りを荒らしに来てはいない。ただ通っただけだ。まぁ別にその認識で俺に攻撃しても無駄だと思うぞ。」

《なぜそう言い切れるんだ?私の攻撃力はそこらの魔物の何百倍もあるが。》

ドラゴンは、さっきからためていた「息吹」を放とうとしていた。そして次の瞬間にはその「息吹」が無くなっていた。

《なっ!お前は今私の『息吹』を消し去ったな。しかも威力はそこそこあるものを。》

「お前の『息吹』ごときなど簡単に消せるぞ。何ならお前の存在もその気になれば消せるが。」

俺はそう言ってドラゴンに言うと、ドラゴンはいきなり小さくなり、俺の肩に止まった。

《この火炎龍アルバリスあなたに一生従います。》

「え?お前が俺に従うだと?」

《すみません。ただの足手まといになりますよね。では失礼します。》

「ちょっと待て。俺はまだ嫌だとは言ってないぞ。ただ俺はお前みたいな神話みたいな存在が俺ごときに従うとは思ってなかったからな。」

俺はドラゴン――アルバリスにそう言うとアルバリスは、俺の肩にまた止まりこう言った。

《私はあなたと正面に戦って勝てるとは思いませんので。なのであなたに従うことにします。》

「まぁお前がいいなら別にいいけど。」

《では、最初に獣魔契約を交わしたいと思い――。》

「あぁそんなのはいらん。お前が俺から離れたいと思ったら離れれるようにそんなのはつけん。」

俺はそう言って向かってた沼地に歩き出した。

《では、これからよろしくお願いします。》

アルバリスはそう言って俺の肩に止まった。

おはよう、こんにちは、こんばんは。

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