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15話:クエストを厳選

ガサガサガサ

これは泥棒が家に入り、何かを漁っている音。ではなく、新保蒼空がクエスト紙が入った箱を漁っている音である。

ちなみに蒼空が箱を漁っている時間は30分ほど。

「あの〜いいの見つかりました?」

受付嬢の妹――ルナが俺に聞いてきた。

「ん?いいの?いや見つからない。まぁ少し興味があるのはあったけど。」

俺はそう言って探した紙を数枚見せた。

「でもなこの中から厳選するのは骨が折れる仕事だ。」

何でかって?そりゃルナに見せたのは数枚だが、実際俺の興味を惹いたのは百何十枚のクエスト紙だ。つまりこの百何十枚のクエスト紙の中から数枚になるまで厳選しないといけない。しかも一人で。

「まぁ討伐系と採取系で分けて一系統10枚にすればほんの少しだけやりやすくなる。とりあえず討伐系と採取系で分けるか。」

俺はそう言って眼の前に積まれている紙を分けていった。

ザザザザザザザザザザザザザザ

⬆紙を分ける音

分けること30分・・・

「とりあえず分け終わったから次は厳選タイムだ。」

ザ・・・ザ・・・ザ・・・ザザザ・・・ザ・・・

⬆ノイズじゃないよ紙を厳選している音だよ

「よし。これで終わり。ってことでクエストクリアいってきま〜す。」

俺はそう言って冒険者ギルドの扉を開け、走っていった。モチのロンでデュラハンがドロップした剣も持って。

おはよう、こんにちは、こんばんは。

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