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あとがき

 私は幼い頃、もう名も忘れてしまった児童向け冒険小説の虜になりました。夢中になって何度も何度も読み、当時はその内容を暗記するほどに夢中になったものです。


 しかし子どもの興味とは移ろいやすいもの、あんなに夢中になって読書に勤しんでいたのに今度は別のものに夢中になっていました。


 そうして次々に興味が移り変わろうとも、心の中にはあの時感じたワクワクが必ず残っているものです。そんな当時の記憶を掘り起こすような気持ちでこの物語を書いていました。


 相変わらず文章は上達しませんが、何とか一つ物語をまとめきるたびにほっとします。




 今回大きな表題として定めたのは「夢」です。そしてどこまでも王道なお話を作りたかった。旅、仲間との出会い、挑戦や挫折、強敵との死闘、あれもこれもと手を尽くしてみましたがいかがだったでしょうか。


 いつもながらのことですが、完結させた作品について自分がああだこうだと言うのは私はあまり好きません。読んでくれた人がもってくれた感想が作品を完結させるものだと思っています。だから結末については色々と言いません。


 ではそれぞれのキャラクター像についてです。


 アーデンは冒険小説の主人公っぽくしたかった。世界的に有名で偉大な父、リュデルというライバル、行く先々で人と仲良くなりそれが最後の力になる。そんなイメージでした。


 レイアは主人公にとって便利屋かつ幼馴染という王道も王道な設定。欠点はあるけれど動き出せば八面六臂な活躍を見せてくれる、そんなキャラ。後ど根性キャラでもありました。カイトとの戦いとか。


 アンジュはファンタジーには欠かせない魔法使い。基本的に何でもできるけれど、仲間がいるともっとできる人になるというイメージです。自分のために強くなるというよりは誰かのために強くなりたい、そんなキャラ。


 カイトは頼りになるお兄さん。腕っぷしが強くて頑丈、屈強な海の男。敵の組織から味方になる人がいてほしいなって思って考えました。死体から作られた改造人間で、度重なる人体実験の被験者、強く作られたから強いというキャラです。


 タイトルが夢追い人達なので私にとってはこの四人が主人公でした。大きな目的は同じでも、それぞれが抱く夢は違うからそれぞれの物語があった。アーデンは主人公でもあり、それぞれを繋ぎ止めるまとめ役でした。




 ここまで読んでくださり本当にありがとうございました。この物語がどこかで誰かの胸の中に少しで何かしらを残せたのなら幸いです。私にとっても大冒険な作品でした。ではまたいずれどこかでお会いできることを願っております。

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