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76話 ※居酒屋に行く友達がいないため背景がイメージしにくいです。

えーと、タイトル通りです。居酒屋には1回しか行った時ありません。タバコの匂いがキツかったことしか覚えておりません。


今回は夏原先生視点です。

 仕事が終わり、私は梅ノ木先生と温泉旅行の計画を立てるために居酒屋に行った。


「先輩と飲みに来るのはいつぶりですかね?」


「そうねぇ…大学の卒業祝い以来かしら。そう考えると私たちって結構付き合い長くなるわね」


「まさか、今年梅ノ木先輩と同じ高校で働くことになるとは思いもしませんでした。それも担任と副担任なんて…」


「ふふ、私もびっくりしたわ。まぁ、何よりも驚いたのは…」


 驚いたのは…の続き、何を言おうとしたのか、私には手に取るようにわかる。


「「まさか生徒を好きになるなんて」」


 やっぱり同じことを考えてたと思い先輩と目が合う。


「「ぷっ……あはははは!!」」


「私たち、結構似てるのかもね」


「付き合いが長いですからね」


「あーあ!本当によかった。職場が(しがらみ)に囚われないところで!疚無先生さまさまね」


 少し笑いあった後にお酒をひと口、グビっと飲んだ。


「昨年までいた校長はどんな人だったんですか?」


「もうさいっあくよ!生徒も教師も女しかいないから色目ばかりつかって。気持ち悪かったわ!」


「えぇ?PTAは何も言わなかったんですか?」


「言えなかったのよ。いいところのおぼっちゃんだかなんだか知らないけれど、どの組織もお金を積まれたらすぐに手のひらを返すんだから」


「なるほど…」


 それってあまり良くないことのような…口止め料ってことなのかな…


「それにしても…」


「どうしました?」


「連絡来ないね…」


「そうですね…」


 梅ノ木先輩、かなり落ち込んでる…学生時代は、まぁ、今もだけど教壇に立っている時はキリッとしてて冷静な感じがするけど、彼が入学してから変わっちゃったなぁ。かく言う私もだけど。


「で、でも、脈ナシってことはないですよ!絶対!」


「うっ…み、脈ナシ…」


「あっ…」


 脈ナシって単語だけでダメージを受けてる先輩…可愛い…


「と、とりあえず計画立てませんか?私はまだ行先を聞いてないんですけど、どこに行くんですか?」


「あら、ごめんなさい。えーっと、行先は…」


 先輩はポーチの中から温泉旅行のチケットを取り出し目を落とした。


「えっと…老舗旅館 明石」


 老舗旅館…明石…あれ、どこかで聞いた気が…


「明石ってまさか…」




次話16時です。


この小説では珍しくまさかの○○○○回です。

乞うご期待!あ、やっぱり期待しないでください。

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