69話 三大欲求で1番強いのは睡眠欲と言われているが、食欲を満たさないとぐっすり眠ることもできない(経験談)
大佐…ではなく兄、海に「起きていろ」と威圧されて数分後…
「潔!怪我はないか!?」
疚無 勇御一行は到着するやいなや潔を抱きしめて離さなかった。
「ママー、ボク、ネムイヨー」
「ふむ、頭はイカレているがほぼ無傷だな」
「あっはっはー、自分の親にすごく罵倒された気がするなぁ」
「潔くん!大丈夫だった!?」「潔くん、大丈夫ぅ?」
「あ、百合さん、紅花さん、こんなのお茶の子せーせーですよ」
「ガッハッハッ!相変わらずだな!次男坊!」
体育館にどデカい笑い声が響いた。
「げっ、なんでここにいんだよ、唐草のオッサン」
「そりゃ、唐草だからな。いるに決まっておろう」
「は?なんの事…唐草?誰かと同じ名字だったような…」
「潔くん!私だよ!君の愛人だよ!」
「瑠璃…さすがに積極的すぎるよ…」
瑠璃の積極的なアプローチに春野姉…とクラスメイトがドン引きしていた。
「あ、瑠璃の父さんなの!?」
「「えっ、今?」」
「潔くんは昔からマイペースですからね。私が誰の母親なのか分からないでしょう?」
「あ、桔梗の姐さん、おひさなり〜見目麗しゅ〜」
「おひさなり〜ですわ、お上手ですわね、おほほほ」
「桔梗ってことは、娘は光なのか?」
「そうそう、よくわかりましたね、ご褒美に娘と結婚する権利をあげますわ」
「ありがたいけど、まだ早いかなー、あ…あはは…」
「まだということは考えてくれているのですね!嬉しいですわ!」
この親バカ集団の中で1番感情の起伏が激しいのは桔梗 白光である。
「「「ぐぬぬ」」」
「母さんはともかく、オッサンと紅花さん…人の子供に対しても親バカを発揮するのはどうかと…」
「次男坊はやらんぞ!」
「潔くんは譲れませんわぁ、でも零くんでもいいかもしれませんわぁ、ふふふふふ」
「ふ」が多すぎてこわい。何を考えているんだろうか。
「拙者を巻き込まないでいただきたい…」
「よかったな、変わり者のお前の将来は安泰だぞ」
「いや、三兄弟で1番の変わり者はお前だぞ、潔」
「えっ?1番マトモだろ」
「お前は素性を何重にも隠してるせいでこの場にいる誰もがお前のことを理解できていないと思うぞ」
「…まじ?」
周りを見ると全員がうんうんと頷いていたので潔はすぐに察することが出来た。
「…まじか。隠してるわけではないんだけどな」
「自覚がないところがヤバイよな」
「イサギっちが1番変わり者だと思うよ」
「コイツの腹の奥底は誰も読めんと思うぞ!ガッハッハッ!」
オッサンが笑いすぎである。拡声器使ってたらとんでもないことになっていたと思う。
「あのさ!そんなことよりさ!みんな、大切なこと忘れてないか?」
「どうした、潔、改まって」
「愚兄、もしや先程の…」
「疚無くん…」
梅ノ木先生と零がゴクリと息を呑んだ。
「昼飯の時間じゃね?」
…零の矢は潔に放たれた。
だんだん書き溜めがなくなってきました。でも読んでもらいたいという気持ちが強いんです…!いつの間にか1日3回投稿とかしてるけどそういうことなんです…!だから、いつも読んでくれる人、アクセスしてくれる人はそれだけで作者の活力になってるんです!!
では21時にお会いしましょう!




