62話 どこぞの政党みたいなことを…
続きが気になると思うので本日3回目の15時のおやつの時間に投稿します。
前話でやりすぎないギリギリの表現&効果音で書きましたが気分を悪くされた方がいたら本当に申し訳ないです。
「ちょ、ちょっとイサギっち、落ち着いて」
正確には3秒も待ってないため潔の言い分は完全に逆ギレそのものだった。
「至って冷静だぞ」
「なんか怒りの沸点、低くなってない?」
「それはアリ寄りのアリ!」
血で赤く染まった右手でグッドポーズをしてニカッと笑う潔に呆れる撫子。
「なんか、テンションがおかしいなぁ…」
『撫子!その男から離れなさい!』
「今楽しく雑談してたでしょうが!」
『えぇ…撫子、その男は見ての通り危険よ!こっちに来なさい!』
薊は沸点とテンションがおかしくなった潔に娘同様呆れつつ話を続けた。
「素性を知られたらともかく、みてくれは安全なんだけどな。よし、撫子、言ったれ!」
「お母さん…いや、薊!私はあなたのところに行かない!私は日出草を出る!!」
『はぁ!?そんなこと許されるわけ…』
「できるぞ」
薊の言葉を遮ったのは体育祭中1度も姿を見せなかった…疚無 勇だった。
「今までどこ行ってたの?」
「ちょっとデカめの…」
いかに母親と言えども下品すぎたのでどこに行っていたのか、何をしてたのかは割愛した。
「汚ぇな…校長でも緊張するんだな」
「するに決まってるだろ!私がいない間に好き放題やられたみたいだしな!コイツらにはゴツンと言っておきたいんだよ!」
「ガツンとな。ゲンコツでも食らわす気かよ。死人が出るぞ」
『あ、あのー、戻ってきてー』
「今、親子水入らずで話してるでしょうが!!」
『この親子…理不尽…』
「えーと、で、なに?あぁ、潔が眠くなってきたから帰りたい話だっけ?」
『違うわ、このすっとぼけ親子!うちの娘が疚無家の人間になれるわけないってことよ!』
「だから、なれるってば」
勇は腕を組みため息をついた。
『どういうことよ!』
「まぁ、簡単な方法はあなたが撫子ちゃんのことを勘当することね」
『あの子は1人で金も稼げない。だけど、あの子の体には利用価値があるのよ。そんなことするわけないでしょう』
「…母さん、言った通りだったろ。俺は最初からこの女がそう言うと思ったんだよ。娘が実の母親からこんなこと言われて傷つかないわけないだろ!!」
この時、潔は両手に負った傷の痛みを忘れていたのだろうか。血で赤くなった拳をさらに握り締めた後、撫子の肩を抱いた。
「撫子は…!義妹は俺が守る!クズに渡すわけにはいかねぇ!」
「い、イサギっち…!!!」
「泣くな、撫子。これからはずっと一緒だ」
『なに、カッコつけてんのよ!その子は渡さないって言ってるでしょうが!』
「さっきのは簡単な方法だが、もう1つ方法があるんだ…もしかしたら、先程示した方法よりも簡単かもしれない。聞きたいか?」
『はぁ!?今更何言って…』
潔、勇、零、海の4人は考えることが一緒だったらしい。血は争えない…とはこのことを言うのだろう。
「「「「日出草家をぶっ潰す」」」」
『はぁぁぁぁぁ!?!?!?』
ここからちょっと話が複雑になってくるかもですが、しっかりラブコメ(コメディ過多)に仕上げますので…
とりあえず一言言わせてください!
「シリアス展開を!ぶっこわーす!」
次話もお楽しみに!
とりあえず4時の投稿予約にしました。
4時なら皆さんの負担にならないかと思います。




