52話 高校に過保護な兄弟と親バカな母がいたらどうですか?
投稿1日遅れました!ごめんなさい!
書いてすぐの投稿になります!出来たて書きたてホヤホヤです!
音女高校のグラウンドは校舎の下にある。テニスコートが2面隣接してあり、トラックはさほど大きくない。ちなみにグラウンドの北側には弓道場があり、さらに北側には音女城がある。音女城に行くには心臓破りの坂を上らないといけないが、この坂は運動部の定番コースになっている。体育祭でこのコースを持久走のコースにしようものなら生徒の8割が欠席するだろう。
この高校は自由である。体育祭もこの「自由」が適応されているため参加者も自由である。一般市民も参加可能となっている。生徒の親御さんが観客として来るのではなく、参加者として来るということである。1度も活動していないと思われていた体育祭実行委員会は今日この時のためにあった…と言わんばかりに交通整理を強いられている。
「グラウンド東側は路駐の車が多いですね」
「実は毎年こうなんだ。だから前もって許可をとっている」
新任教師とベテラン教師が交通整理の話をしているようだったが潔は委員会の仕事を全うするため話に割り込むようになってしまって申し訳ないという気持ちがありながらも挨拶することにした。
「おはようございまーす、よろしくお願いしまーす」
「おはようございます、疚無くん」
「おはよう、疚無」
「すみません、なんか話に割り込む感じになっちゃって」
「いえいえ気にしないでください」
新任教師は「気にしないで」と言ってくれたが、ベテラン教師はそうじゃなかったみたいだ。
「そう思うなら普通は入ってこないんだがな。親の教えは甘いようだな」
「すみません、放任主義な親なもので」
「貴様ッ…!」
生徒が教師に口答えをしないと思っていたのか、思わぬ煽りに腹を立てたベテラン教師は怒りを滲ませていた…その時だった。
「はいはい、そこまで。アンタ、苗字を教えてくれ」
「は?高橋だが…」
「高橋サンね」
「うぉい!?いつの間に!?てか、なんでここに!?」
「今日は体育祭だから当然だろう?あー、こちら海、こちら海。名字は高橋、どうぞ」
潔の兄、海がさらに話に割り込んで入ってきたのでついつい身構えてしまった。
「高橋センセ、もう家に帰っていーよ」
「は?何を言っている」
「仕事にケチつけるんなら帰っていいってコト」
「貴様は校長でもなんでもないだろう?」
「今、連絡とったらクビだってさ。ここまで言われないとわからない?校長命令だってコト」
「なっ…!?」
大方、零を通して校長である勇と話をつけたのだろう。過保護な兄弟と親バカな親を持つと次男が大変なのだ。こんなことされたら教師が学校に居づらくて大変だろう。
「こっち側は間に合ってるから兄貴とゼロは別の方を見てくれよ」
「あいよ」
「………」
(おかしい、愚弟の反応がない)
「お前も早く行けよ」
潔は街路樹の上にいると知っていたため目を瞑って呟いた。
「…心配だ」
この反応は意外だった。弟が潔の心配をするなんて、頭でもぶつけたのではないか。そう思った。
「は?お前、日切れのものでも食ったのか?」
「失礼な。忍を愚弄するな」
「じゃあ、何がそこまで心配なんだ?」
「愚兄、貴様、今朝飲んでないだろ?」
「ん、何を飲んでないって…あ!!!」
「ほれ、見ろ。持ってきてやったぞ」
「先に言えや!」
頭上からぽとりと落とされたのは1つの錠剤だった。
「わりぃな、助かったよ」
「気をつけよ。今宵は決戦の日」
そう言った後、気配は消えた。
「今宵っていうか決戦は日中で終わるんだけどな、厨二病め」
すっごくお腹の調子がいいです。でも手の震えがとまらんです。
投稿した途端アクセス数が増えたので見てくれてる人はちゃんといるんだなぁと嬉しくなりました。ので、無理してでも書きます。
正午に投稿予定です!!




