47話 前回ヒヤッとさせたので今回はムラッ…じゃなくて熱くさせます!
体育祭やるやる詐欺なのでは?とか思われてるかもしれませんが、ちゃんとやります。とびっきりのシナリオを考えております。
あと、朝っぱらからニヤニヤさせてすみません
剣道場に行って面倒事を兄貴に押し付けて体力づくりしてたら午後7時を回っていた。
「撫子〜、ただいま帰ったぞ〜」
「イサギっちぃぃぃ」
「お、おい。どうした。なんで泣いてるんだ?腹減ったのか?遅くなってごめんな」
子供をあやす様に撫子の頭を撫で背中をポンポンと軽く叩いた。
「もう!そんなんじゃ足りないし!大変だったんだから!」
「何があったんだ?」
話を聞くところによると帰宅途中に母親と愉快な仲間たちに尾行されていて危うく拉致されるところだったという。
「護衛は役に立ったみたいだな」
「やっぱりわかってたんだね」
「わかってたよ。それにそういう風に仕向けたのも俺だから」
「どういう意味…?」
「意味はもうすぐわかる。今はまだ言えないけどな。でも危ない目にあわせたのは本当に悪かった。ごめんな」
「ううん、イサギっちが助けに来てくれるって信じてたから」
「結局助けに来たのは忍者モドキだったけどな」
「あははっ、そうだね」
2人で笑いあった後目を合わせたら撫子はゆっくりと目を瞑った。
「撫子?」
「イサギっち、言わないとわからないの?」
「はは…言われないとわからないな…」
「たくさん迷惑かけられたんだよ?反省の色を見せてほしい。目を瞑ったんだからわかるよね…?」
なるほど、撫子は恐らく調子に乗っている。だが俺は誘いに乗るような男じゃないんだ!少しからかってやろうと思い顔を耳に近付け小声で囁いた。
「今日は迷惑かけてごめんな。こわかったろ?」
「ひゃっ!?い、いいい、イサギっち…?」
「目閉じとけ」
「ひゃ、ひゃい…」
―チラッ
「こら、目瞑ってろって言ったろ」
「で、でも…」
「こわいか?」
「こわくないけど…っ!?」
返事を待たずに撫子の額に口づけをした。自分でもちょっと照れた。慣れないことはするものじゃない。
「い、イサギっち…?」
「この前のは事故だ。唇はもっと大切な時や大切な人ができた時のためにとっとけ」
「う、うん…イサギっち、やっぱりずるい…」
俺はスクッと立ち上がり何も聞かなかったことにした。俺はズルくない。ズルいのは撫子だ。俺も男の子なんだ。年頃の男の子なんだ!目を瞑られたら嫌でも意識するに決まってる。惜しいことをしたと内心思いつつも空腹を満たしてさっさと寝よう、そう思ったのだ。
「さてと、ご飯作るぞ」
「私も手伝う!」
「そうか?ふふ、偉いな」
「ねぇ、イイコイイコして?」
「はいはい、良い子良い子」
俺も男の子なんだが!?!?!?
「それにしても、案外早かったな…」
「どうかしたの?」
「いや、なんでもない。体育祭まであと1週間だな」
「そうだね!楽しみだね!」
「ああ!楽しみだな!忘れられない思い出にしような」
「うん!!!」
そう、一生忘れられない思い出に。忘れたくても忘れられない思い出を刻んであげよう。
前書きにあんなことを書いたせいでお腹が痛いです←ドMかな?
役者と前段階は揃ったので、もうまもなくです。
なんでこんなに長くなっているのかというと、作者はド素人なのでプロットをしっかり練らずにほぼその時の思いつきで書いているからです。思いつきで書いて物語の繋がりが悪かったら1話から読み直してちょっとずつ変えるという…プロットは練らないくせにタイトルはしっかり考える男です。




