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27話 急展開は突然来るから急展開なんだぞ

後のストーリーに関わる超重要回です。

 楽しく朝食を終えた私はイサギっちとアウトレットモールに来ていた。


「イサギっち、早くパジャマ買いに行こ」

「パジャマという表現はあまりにも幼稚じゃないか?」

「そんなことないよ〜可愛いじゃん!」

「僕は寝巻きと言った方が大人だと思うぞ」

「ださーい、高校生っぽくなーい」

「うむぅ…」


 イサギっちはメガネをかけていた。だから一人称は「僕」だった。そもそもなんで使い分けているんだろう。


「ねぇ、なんで一人称、使い分けてるの?」

「使い分けてないぞ。癖だ」

「そんな複雑な癖ある?」

「癖になってしまったんだろうな」


 癖になったんじゃなくて()()()()んじゃないのかな。


「ねぇ、なんでずっと両手首にリストバンド着けてるの?」


 この質問をした時、イサギっちは一瞬目を細めて暗い顔をした。


「撫子」

「なに?」

「今からする話は他言無用で頼む」

「…わかったよ」


 ここまで真剣な顔をするイサギっちは初めて見た。


「このリストバンドの下は僕なりの()()みたいなものなんだ」

「その()()が戒め?」

「…知ってたのか」

「あ…ごめん」


 先日の夜に興味本位で見てしまったんだった。


「いずれ話すつもりだったから怒ってないよ」


 暗い顔が一瞬だけ優しく微笑みに変わった気がした。けれどそれはすぐにまた元に戻ってしまった。


「あの日…中学3年の冬…僕は()()()()()()()


 イサギっちは中学3年の冬のエピソード(※回想編参照)を話してくれた…けれどそれには続きがあった。


「クラスからハブられた僕は母さんに相談して特例で卒業を認めてもらったんだけど…学校に問い詰めたところ、()()クラスメイトを除いた全員が謝罪したそうだ」

「その()()クラスメイトって…?」


 イサギっちは答えるのを躊躇(ためら)ったようだった。けれどすぐに答えてくれた。


―――()() ()()って。



ここからラブコメとシリアスを混ぜていきます

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