26話 しばらく撫子ちゃん回です。存分にニヤニヤしてください。
皆さんお仕事お疲れ様です。
通勤時間、退勤時間、登校時間、下校時間に思う存分ニヤニヤしてください。今週は「電車やバスの中で皆さんをニヤニヤさせる」を目標に書いていこうと思います。
タイトルに書いてあるとおり、撫子視点が続く予定です。
イサギっちのド天然っぷりに振り回された後、結局2度寝して起きたのは午前10時過ぎだったかな。
「撫子、いい加減起きろ。腕が痛い」
「イサギっちってもしかして天然?」
「自分で天然っていう奴ほど痛い奴はいないと思うぞ」
質問の答えになってないけれど否定ってことだろう。
「ねぇ、今日さ」
「どこか行きたいのか?」
なんでこういうのは鋭いかな。
「うん…イサギっちとデートしたい…」
「それはいいが…まだ顔赤いけど大丈夫なのか?もう1回熱測るか?」
待って!それはやばい!もう1回やられたら死んじゃう!
「いいから!大丈夫だから!」
「そうか?なら、さっさと起きようぜ。こう寝たまま話してると付き合ってるみたいだよな」
「…!?」
はぁ!?
「イサギっちって女誑し?」
「生まれてこの方1度も女性と付き合ったことはないんだけど…」
「じゃあ、やっぱり天然なんだね」
「なんのことだ?」
私がイサギっちの腕から頭を離すとイサギっちは布団を畳み始めた。
「てか、なんでパンツなの?」
「短パンを履けということか?」
「うん」
「お前に体育着を貸したから無かったんだ。仕方ないだろ」
「じゃあ、今から買いに行こ」
「…そうするか」
「…一応、これから同棲するんだし…こういうのは線引きしておかないと…」
「なんか言った?てか早く起きろ」
「なんも言ってない!あと布団は自分で畳むから!」
「そうか?」
布団の匂いを嗅がれるかもしれないから自分のは自分で畳もう!
でもイサギっちのはちょっと気になる…ってまた立場が逆転してる!普通こういうのは男の子が気になるものじゃないの!?
いつもより遅めの朝ごはん。イサギっちは料理が上手。少し意外かも。
「撫子、確認したいんだがお前は実家に帰りたいか?」
「ううん、正直母親のところにはいたくないかな。イサギっちの傍にいたい…」
「あ!いや今のそういう意味じゃないから!」
すぐに本音が漏れてることに気づいて訂正する。けど、そういう意味で捉えてくれても良いんだけど、イサギっちの天然鈍感っぷりだと意味わからないよね。
「まぁ、よくわからんけど…」
ほらね、わかってくれなかった。
「気持ちが楽になるまでいくらでも居ていいぞ」
「…イサギっちのバカ…」
「さっきから思ってたんだが、俺はお前より成績が上だぞ」
「そういう意味じゃないんだけど!」
「女ってのは難しいな」
こうやって笑いながらご飯を一緒に食べられる人がいるだけで十分幸せ。これ以上を求めなくてもいい。今が人生で1番幸せな時間なのかもしれない。
ニヤニヤしたら是非感想ください。参考にするので。




