18話 黒歴史を知られたら「くっころ」になる気がする
昨日はたくさんのアクセスありがとうございました。
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アクセスがたくさんあってもコメントもブクマも何もなかったからちょっと心配になってます…((めんどくさい女みたいでスミマセン…
再三言っているが、この学校は自由だ。自由すぎる。俺は毎日授業に出ているが、毎日授業に出ていない者が多すぎる気がする。その証拠に俺はクラスメイトをほとんど知らない…
だが、しかし…!4月末から5月末の体育祭までチームワークを鍛えるために全員強制登校(例外あり)という粋な計らいを校長が提案してくれたのである。
粋な計らいも何も普通は毎日登校するものなんだが…という野暮な意見は聞きいれてくれなかった。
~朝のホームルームにて~
梅ノ木先生から連絡事項があるようだ。
「えー、体育祭まであと1ヶ月です。みなさん、しっかりチームワークを育んでくださいね」
…え、終わり?参加種目とか事前に伝えられないのか?
「白根、参加種目は事前に教えてくれないのか?」
「はぁ…潔、忘れちゃったの?」
「なにを?」
「この学校は自由だから種目が当日になるまでわからない上に当日になってからも変わるんだよ」
「…は?」
「でも安心して!持久走みたいな定番中の定番の種目は固定されてるから!」
持久走みたいな文化部や帰宅部をいじめる種目を定番&固定にしてほしくなかったんだが。
「じゃあ、例年はどんな種目があるんだ?」
「ん〜、玉入れとか?」
小学生かよ。
「ドッヂボールとか」
体育祭ではなく球技大会なのでは?
「パン食い競走とか」
「へー、なんか普通だな」
「普通ではないと思うけどね」
「ところで、体育戦ってなんのことだ?」
俺は唐草先輩が口にしていた単語を白根になんとなく聞いてみた。
「…ん?なにそれ?」
なんか間が空いたな。
「体育戦って言葉に覚えはないか?」
「…知らないなぁ。そんな造語」
確かに造語だけど、絶対知ってるだろ。
「とにかく、チームワークを鍛えるためにもクラスメイトの名前くらい覚えないとね」
「それは…確かにそうだが」
「じゃあ、とりあえず葵と話してみよ!」
葵って、たしか…ナンパされてたやつか。
「バスケ部所属だっけ?」
「そうそう。私が紹介するよ」
「それは助かる」
「葵!」
「白根!どうしたの?」
「葵に潔のことを紹介したくてさ!」
「どうも、立花さん。もう知ってると思うけど疚無 潔です」
「…っ!ご、ごめんなさい!」
白根の後ろから立花 葵に話しかけた途端、彼女は突然立ち上がり逃げるように去っていった。
「潔、なんかした?」
「何もしてないし初絡みなんだが?」
「そっか。私から聞いておくからあまり気にしないでね」
「僕は気にしないが、向こうにも気にしないように伝えてくれないか」
「わかった」
声をかけた途端逃げられて気にしないなんて不可能なんだが。正直少し傷ついた。
「はぁ…幸先悪いなぁ…」
「あ、あのぉ…」
ため息混じりの心の声がいつの間にか出ていたようだ。それを聞いていたのか教室の入口からボソッと小さな声が聞こえた。
「あ?」
「ひゃっ…」
「あ、ごめん」
(しまった、さっきのにイラついて本性を少し態度に出してしまった)
「大丈夫か?」
怯えた生徒はアカシアちゃんくらい小さな少女だったが、立花 葵と瓜二つだった。
「…立花 葵?」
「い、いえ、私は葵の双子の妹の向日葵といいます」
「そうなんだ。それで葵に用事があって来たのか?悪いけど葵ならさっき…」
「い、いえ!あなたに用事があって来たんです!」
この学校で俺に用事ある人なんていんの?
今日はもう1話投稿できたらします。お楽しみに!




