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閑話⑤ 明石 愛と立花姉妹

本日2話目の投稿です。

今日投稿しようかどうか迷いましたが、意外と夜にアクセスしてくれる方がいるみたいなので投稿することに決めました。

 明石 愛は悩んでいた。


(体力づくりに誘われちゃったけど、やっぱり走るんだよね。てことは、靴とかウェアとか用意しないといけないよね…1人で買いに行けるかな…あ、葵ちゃんを誘おうかな)


 ~週末~


「お母さん!ちょっと買い物行ってくるねー!」

「あらあら、愛、珍しいわね。どこに行くの?」

「アウトレットのスポーツ用品店に行ってこようかなって」

「あらあらあら、運動部に入るつもりなの?」

「ううん、体育祭で、と、友達と頑張りたいから運動しようかなって」


 母に説明するとジト目になって私を見てきた。


「ふ〜〜〜ん、そうなんだ。何かきっかけがあったのね」

「べ、別にそういうんじゃないし…」


 私は母から目を逸らした。


「ところで、誰かと一緒に行かないの?1人で買い物できないでしょう」

「クラスメイトの立花 葵(たちばな あおい)ちゃんと行ってくるよ。葵ちゃんはバスケットボール部に所属してるから教えてくれるって」

「あらそう、気をつけてね。以前アウトレットモールでいろいろあったからナンパにはついていかないようにね。あなたは私に似て可愛いんだから」

「わかってるって。それじゃ、行ってきます!」

「いってらっしゃ〜い」


 私の母はアラフォーなのに街中を歩くといまだにナンパされる。母に似て可愛いのは正直光栄だと思う。でも陰気で根暗な私にナンパする人なんていないと思う…


 ~アウトレットモールにて~


(私の家からアウトレットモールまでバスでだいたい20分くらいだけど、今日は時刻通りに来てくれてよかった)


「葵ちゃん、どこだろう…」


 スポーツ用品店の前でキョロキョロしていると後ろから声をかけられた。


「よっ、愛ちゃん!」


 声をかけてきたのは立花 葵ちゃん。私のクラスメイトだ。そして…


「葵ちゃん!向日葵(ひまわり)ちゃんも来てくれたんだね!」


 後ろでモジモジしてるのは立花 向日葵(たちばな ひまわり)ちゃん。向日葵ちゃんは葵ちゃんの双子の妹だ。


「あ、愛さん…今日はよろしく…お願いします…」

「こちらこそよろしくお願いします!」


(葵ちゃんは男勝りで元気いっぱいな双子のお姉さん、向日葵ちゃんは引っ込み思案でおとなしい双子の妹…見事に正反対なんだよね)


 ~1時間後~


「今日は買い物に付き合ってくれてありがとう、葵ちゃん、向日葵ちゃん」

「こちらこそだよー、足りないものがあったからちょうど良かったよ」

「………」


(向日葵ちゃん、何も言わないけど楽しくなかったのかな?)


「向日葵ちゃん、どうかしたの?」

「あ、いえ、あの…」


 向日葵ちゃんが挙動不審にしてると葵ちゃんがフォローに入った。


「あー、この前ここでナンパされたんだよね」

「え?あの時ナンパされたのって葵ちゃんと向日葵ちゃんだったの?」

「手首をグッて掴まれてこわかったよ…あれ以来私も向日葵も男性恐怖症になっちゃって…」

「そうなんだ…」


(そりゃこわいよね…)


「そのリストバンドってもしかして手首を隠すための…?」

「そうそう!あの時助けてくれた男の人が私たちにくれたんだよ!」

「そ、そうなんです…でも、お礼言う前に行っちゃって…」

「めっちゃ独特な雰囲気でさ!でもすっごくかっこよかったよ!」

「だから、今日ここに来ればまた会えるかなって思ったんですけど…」


(それで今日一緒に来たんだ…そんな派手な人がいたら目立つし簡単に見つからないよね…)


 ~その頃、潔は~


「ぶぇっっっくしょん!!!!」


 最近噂されまくってる気がする。


 今たぶん過去を掘り返されてる気がする。




 疚無 潔はくしゃみの出方で噂の内容がわかるのであった…









立花 葵

元ネタ「タチアオイ」


立花 向日葵

元ネタ「ひまわり」


ほんっとに読者の方の自由なんですけど、ブクマとかしてくれるとモチベあがります(小声)

感想コメをくれるとめちゃくちゃ嬉しいんですけど、読むのがこわかったり…

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